ar_0001: ファイル名に使用できる文字
該当ガイドライン
Control Algorithm Modeling Guidelines - Using MATLAB®, Simulink®, and Stateflow®
サブ ID 推奨事項
NA-MAAB — a、b、c、d、e、f、g
JMAAB — a、b、c、d、e、f、g
MATLAB バージョン
すべて
ルール
サブ ID a
ファイル名には以下の種類の文字のみ使用します。
半角英数字 (a ~ z、A ~Z、0 ~ 9)
半角アンダースコア (_)
改行、半角スペース、全角文字、および制御文字は使用しません。モデルと MATLAB ファイルで確認されるファイルの種類はプロジェクト設定で設定されます。
ファイル (拡張子)
MAB Model.slx — 半角スペースが使用されています。
JMAAB設定.m または NA-MAABModel.p — 全角文字が使用されています。
JMAAB(Model).mdl —記号文字が使用されています。
サブ ID b
ファイル名は、先頭に数字を使用しません。
ファイル (拡張子)
001_JMAABModel.slx
サブ ID c
ファイル名は、先頭にアンダースコアを使用しません。
ファイル (拡張子)
_JMAABModel.slx
サブ ID d
ファイル名は、末尾にアンダースコアを使用しません。
ファイル (拡張子)
MABModel_.slx
サブ ID e
ファイル名は、連続したアンダースコアを使用しません。
ファイル (拡張子)
JMAAB__Model.slx
サブ ID f
ファイル名は単一の MATLAB 予約語のみで構成されません。
ファイル (拡張子)
ans.slx, double.slx
サブ ID g
MATLAB パス上のファイル名は同一にしません。
ファイル (拡張子)
同じ名前のファイルが、MATLAB パスを経由したフォルダーに保存されています。

根拠
サブ ID a、b、c、f:
可読性が損われます。
ルールから外れると、予期しない問題が発生する可能性があります。
サブ ID d、e
可読性が損われます。
サブ ID g:
同じ名前のファイルが複数ある場合、パスの優先順位の高いファイルが読み込まれます。その結果、必要のないファイルが含まれる可能性があります。
可読性が損われます。
ルールから外れると、予期しない問題が発生する可能性があります。
メモ
モデル ファイル名に使用できる文字数についての MATLAB の制限は 2048 です。
検証
モデル アドバイザー チェック: ファイル名をチェック (Simulink Check)
最終更新
R2020a
参考
予約キーワード (Embedded Coder)
予約済み識別子とコード置換 (Embedded Coder)
バージョン履歴
R2020a で導入