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ソルバー

hisl_0040: [コンフィギュレーション パラメーター]、[ソルバー]、[シミュレーション時間]

ID: タイトルhisl_0040: [コンフィギュレーション パラメーター]、[ソルバー]、[シミュレーション時間]
説明

シミュレーション時のコンフィギュレーション パラメーターを次のように設定します。

A

[開始時間]0.0 に設定する。

B

[終了時間][アプリケーションのライフスパン (日)] の値より小さい正の値に設定にする。

メモ

Simulink® ではシミュレーションにゼロ以外の開始時間を指定できます。ただし、量産コード生成では開始時間をゼロにしなければなりません。

[終了時間] は秒単位で、[アプリケーションのライフスパン (日)] は日単位です。

コンフィギュレーション パラメーター [アプリケーションのライフスパン (日)]auto (既定の設定) に設定されている場合は、[終了時間] に任意の正の値を指定できます。

根拠A量産コード生成に有効なコードを生成する。
モデル アドバイザー チェックCheck safety-related solver settings for simulation time (Simulink Check)
参考文献
  • DO-331 Section MB.6.3.1.g—Algorithms are accurate
    DO-331 Section MB.6.3.2.g—Algorithms are accurate

  • IEC 61508-3, Table A.3 (3) 'Language subset'

  • IEC 62304, 5.5.3 - Software Unit acceptance criteria

  • ISO 26262-6, Table 1 (1b) 'Use of language subsets'

  • EN 50128, Table A.4 (11) 'Language Subset'

参考
最終更新R2017b

hisl_0041: [コンフィギュレーション パラメーター]、[ソルバー]、[ソルバーオプション]

ID: タイトルhisl_0041: [コンフィギュレーション パラメーター]、[ソルバー]、[ソルバーオプション]
説明

高信頼性システムの開発に使用されるモデルの場合は、[コンフィギュレーション パラメーター] ダイアログ ボックスの [ソルバー] ペインで、ソルバーのパラメーターを次のように設定します。

A

[タイプ][固定ステップ] に設定する。

B

[ソルバー][離散 (連続状態なし)] に設定する。

メモ

量産用のコード生成には固定ステップの離散ソルバーが必要です。

根拠A、B量産コード生成に有効なコードを生成する。
モデル アドバイザー チェックCheck safety-related solver settings for solver options (Simulink Check)
参考文献
  • DO-331 Section MB.6.3.1.g—Algorithms are accurate
    DO-331 Section MB.6.3.2.g—Algorithms are accurate

  • IEC 61508-3, Table A.3 (3) 'Language subset’

  • IEC 62304, 5.5.3 - Software Unit acceptance criteria

  • ISO 26262-6, Table 1 (1b) 'Use of language subsets'

  • EN 50128, Table A.4 (11) 'Language Subset'

参考

Simulink ドキュメンテーションの[ソルバー] ペイン

最終更新R2017b

hisl_0042: [コンフィギュレーション パラメーター]、[ソルバー]、[タスクとサンプル時間オプション]

ID: タイトルhisl_0042: [コンフィギュレーション パラメーター]、[ソルバー]、[タスクとサンプル時間オプション]
説明

プリエンプティブ (割り込み可能な) オペレーティング システムで展開されるマルチタスク モデルの場合:

  • モデル コンフィギュレーション パラメーター [データ転送に対するレート変換を自動的に取り扱う] をクリアします。

  • Rate Transition ブロックを使用してブロック パラメーター [データ転送中の整合性を確保] を選択し、レート変換を明示的にモデル化します。

このガイドラインは、レートベースのモデルにのみ適用されます。

メモ

[データ転送に対するレート変換を自動的に取り扱う] パラメーターを選択すると、対応するモデル構築なしにレート変換コードが挿入される可能性があります。その結果、完全なトレーサビリティの確立が妨げられたり、意図しない関数が生成コードに含まれていないことが表示される可能性があります。

モデル コンフィギュレーション パラメーター [優先順位の値が高いほどタスクの優先順位が高いことを示す] を選択またはクリアできます。このパラメーターの選択により、[サンプル時間のプロパティ] パラメーターで値が低いほど優先順位が高いと見なすか、値が高いほど優先順位が高いと見なすかが決まります。

根拠完全に指定されたモデルと明確なコードをサポートする。
モデル アドバイザー チェックCheck safety-related solver settings for tasking and sample-time (Simulink Check)
参考文献
  • DO-331, Section MB.6.3.4.e 'Source code is traceable to low-level requirements’

  • IEC 61508-3, Table A.3 (3) 'Language subset’

  • IEC 62304, 5.5.3 - Software Unit acceptance criteria

  • ISO 26262-6, Table 1 (1b) 'Use of language subsets'

  • EN 50128, Table A.4 (11) 'Language Subset'

参考

[ソルバー] ペイン

最終更新R2023a