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hisl_0063: MISRA C:2012 準拠性を高めるユーザー定義オブジェクト名の長さ

ID: タイトルhisl_0063: MISRA C:2012 準拠性を高めるユーザー定義オブジェクト名の長さ
説明

生成されたコードの MISRA C:2012 準拠性を高めるには、コンフィギュレーション パラメーター [識別子の最大の長さ] (MaxIdLength) を使用してユーザー定義名の長さを制限します。

メモ

[識別子の最大の長さ] の既定値は 31

A[関数名オプション] パラメーターが [ユーザー指定] に設定された Subsystem ブロックに対して、関数名の長さが [識別子の最大の長さ] で指定された値以下になるように制限する。
B

データ オブジェクト名の長さが [識別子の最大の長さ] で指定された値以下になるように制限する。

  • Simulink.AliasType

  • Simulink.NumericType

  • Simulink.VariantExpression

  • Simulink.Bus

  • Simulink.BusElement

  • Simulink.IntEnumType

C

次のストレージ クラスを使用するときに、信号名とパラメーター名の長さが [識別子の最大の長さ] で指定された値以下になるように制限する。

  • エクスポートされたグローバル

  • Imported Extern

  • Imported Extern Pointer

  • カスタム ストレージ クラス

メモ

指定された場合、これには [識別子] 名の長さが含まれる。

メモサービス インターフェイス構成を使用する場合、拡張トークン ($R、$X など) から派生した識別子は、識別子の最大の長さを超えることがあります。
根拠生成されたコードでの長さが MISRAC:2012 に違反する可能性がある。
モデル アドバイザー チェックCheck for length of user-defined object names (Simulink Check)
参考文献
  • ISO 26262-6, Table 6 (1d) – No multiple use of variable names

  • DO-331, Section MB.6.3.2.e – ‘Low-level requirements conform to standards’

    DO-331, MB.6.3.3.e 'Software architecture conforms to standards’

  • MISRA C:2012, Rule 5.1

    MISRA C:2012, Rule 5.2

    MISRA C:2012, Rule 5.3

    MISRA C:2012, Rule 5.4

    MISRA C:2012, Rule 5.5

前提条件hisl_0060: MISRA C:2012 準拠性を高めるコンフィギュレーション パラメーター
最終更新R2023b

[コード マッピング] を使用して、関数名の長さを指定された値以内に制限できます。これを使用することで、MISRA ルール違反を回避できます。