周期的なサンプル時間の制約
モデルのサンプル時間に関する制約を指定するオプション
モデル コンフィギュレーション ペイン: ソルバー
説明
[周期的なサンプル時間の制約] パラメーターは、固定ステップ ソルバーを使用するシミュレーションのサンプル時間に関する制約を指定します。指定した制約をモデルが満たさない場合、診断が発行されます。
依存関係
このパラメーターを有効にするには、ソルバーの [タイプ] を [固定ステップ] に設定します。
設定
制約なし (既定値) | サンプル時間に依存しない | 指定制約なしモデルのサンプル時間には、ソフトウェアによる制約は課されません。
このオプションを選択すると、シミュレーションの固定ステップ サイズに対応するサンプル時間に優先順位
40が割り当てられます。モデルの他のレートには、[優先順位の値が高いほどタスクの優先順位が高いことを示す] パラメーターの値に従って40からインクリメントまたはデクリメントした優先順位が割り当てられます。最も優先順位が高いのは、常に連続サンプル時間です。[制約なし]を選択した場合、次のパラメーターを構成できます。固定ステップ サイズ (基本サンプル時間)
各離散レートを個別のタスクとして扱う
優先順位の値が高いほどタスクの優先順位が高いことを示す
データ転送に対するレート変換を自動的に取り扱う
サンプル時間に依存しないこのオプションを選択すると、参照モデルは、使用されているコンテキストからサンプル時間を継承します。このオプションは、Triggered Subsystem または Iterator Subsystem の内部での固有のサンプル時間をもつモデルの参照に関連するサンプル時間の問題を検出する場合に選択します。
サンプル時間継承ルールを指定する S-Function (Simulink Coder)
モデルの動作を変更することなく、このモデルが参照元のモデルからサンプル時間を確実に継承できるように、ソフトウェアでチェックが実行されます。固定ステップ サイズを指定しているモデルは、この制約を満たすことができません。
指定優先順位を付けて指定された一連の周期的なサンプル時間でモデルが確実に動作するように、ソフトウェアでチェックが実行されます。このオプションを選択する場合は、モデルで使用する各サンプル時間のプロパティを指定する必要があります。指定されていないサンプル時間をモデルで使用している場合、診断が発行されます。シミュレーションの実行時は、優先順位が高いタスクから実行され、優先順位が低いタスクに必要に応じて割り込むことができます。モデルのサンプル時間のレートと優先順位は、[サンプル時間のプロパティ] パラメーターを使用して指定します。
このオプションをマルチタスク モデルに使用する方法の詳細については、Tasking Modes and Execution Order (Simulink Coder)を参照してください。
[指定]を選択した場合、次のパラメーターを構成できます。サンプル時間のプロパティ
各離散レートを個別のタスクとして扱う
優先順位の値が高いほどタスクの優先順位が高いことを示す
データ転送に対するレート変換を自動的に取り扱う
プログラムでの使用
パラメーター: SampleTimeConstraint |
値: "unconstrained" | "STIndependent" | "Specified" |
既定の設定: "unconstrained" |
バージョン履歴
R2006a より前に導入
参考
トピック
- 参照モデルのサンプル時間
- Tasking Modes and Execution Order (Simulink Coder)
- サンプル時間継承ルールを指定する S-Function (Simulink Coder)
- 参照モデルの条件付き実行
- 関数呼び出しモデル
- [ソルバー] ペイン