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コード生成およびシミュレーション用に出力メソッドと更新メソッドを結合

説明

出力と更新コードが生成コードの 1 つの関数内にある場合、シミュレーションの実行順序をコード生成順序と強制的に同じにします。モデル化のパターンによっては、このパラメーターを設定すると、シミュレーションとコード生成の潜在的な不一致が回避されます。このパラメーターを設定すると、疑似代数ループが生じる場合があります。モデルでこのパラメーターが必要な場合、Simulink は、モデルのビルド中にシミュレーションとコード生成の潜在的な不一致に関する警告を生成します。この警告は、モデルが次の状態であることを示しています。

...references a model that has an inport that is used during update only but the model combines output and update methods. This may result in a mismatch between simulation and code generation results.

設定

既定の設定: オフ

オン

出力と更新のコードが 1 つの関数内にある場合、強制的にシミュレーションの実行順序をコード生成順序と同じにします。モデルが次の条件を満たしている場合、前述の警告を受け取る場合があります。

  • 参照モデルに 1 つの出力/更新関数があり、関数プロトタイプ コントロールを使用するか、または C++ コードを生成する場合。

  • 参照モデルの入力は、Delay ブロックや Integrator ブロックなど、同じタイム ステップ中に出力値を計算するために入力値を使用しないブロックにのみ接続されます。入力端子は参照モデル内の Function-Call Subsystem 端子に関連付けられません。

  • 参照モデルでは、グローバル データ ストアなどの共有グローバル リソースが使用されます。

オフ

前述のモデル化パターンの場合、シミュレーションの実行順序はコード生成順序と異なる場合があります。実行順序が異なる場合、シミュレーションとコード生成間で結果の不一致が発生する可能性があります。

ヒント

このパラメーターを選択すると、シミュレーションで疑似代数ループが発生する場合があります。シミュレーションとコード生成間での潜在的な不一致に関する警告を受け取り、コード生成を計画している場合にのみ、このパラメーターを選択してください。

コマンド ライン情報

パラメーター: ForceCombineOutputUpdateInSim
値: 'on' | 'off'
既定の設定: 'off'

推奨設定

アプリケーション設定
デバッグ影響なし
トレーサビリティ影響なし
効率性影響なし
安全対策影響なし

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