物理量信号の操作
物理制御信号の送信のためのブロック
Physical Signal ライブラリには物理量信号を伝達するブロックが含まれており、機能別にまとめられています。これらのブロックを使うと、物理量信号に対し数学演算や測定を実行し、離散的動作や不連続点をモデル化し、物理的ソースをシミュレートすることができます。
物理量信号は通常の Simulink® 信号とは異なります。そのため、Physical Signal ブロックを Simulink の入出力端子に接続する変換ブロックが必要です。詳細は、Simscape のブロック線図と Simulink のソースおよびスコープとの接続を参照してください。
カテゴリ
- 遅延
システム レベルにおける転送の現象をモデル化するブロック
- 離散
物理量信号をもつ離散およびイベントベース動作をモデル化するブロック
- 関数
物理量信号での数学演算を実行するブロック
- 線形演算子
物理量信号の連続時間関数をシミュレートするブロック
- ルックアップ テーブル
テーブル ルックアップを実行して物理量信号を生成するブロック
- 非線形演算子
物理量信号の飽和や不感帯などの不連続点をシミュレートするブロック
- 周期的演算子
周期信号を測定するブロック
- Sinks
他のブロックから物理量信号の出力を受信するブロック
- ソース
物理量信号のソースをシミュレートするブロック
- ユーティリティ
信号仕様などの物理量信号環境ブロック