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デジタル フィルターの状態空間表現への変換
[A,B,C,D] = ss(d)
[A,B,C,D] = ss(d) は、デジタル フィルター d をその状態空間表現に変換します。
A
B
C
D
d
フィルターの状態空間表現は、次の式で与えられます。
x(k+1)=Ax(k)+Bu(k),y(k)=Cx(k)+Du(k),
ここで、x は状態ベクトル、u は入力ベクトル、y は出力ベクトルです。
例
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次数 6 のローパス IIR フィルターを設計します。正規化された通過帯域周波数、0.2π ラジアン/サンプルを指定します。このフィルターの状態空間表現を計算します。
d = designfilt('lowpassiir','FilterOrder',6,'PassbandFrequency',0.2); [A,B,C,D] = ss(d)
A = 6×6 1.5640 -0.9294 0 0 0 0 1.0000 0 0 0 0 0 0.1795 0.0036 1.6097 -0.8112 0 0 0 0 1.0000 0 0 0 0.0020 0.0000 0.0408 0.0021 1.6956 -0.7409 0 0 0 0 1.0000 0
B = 6×1 0.0913 0 0.0046 0 0.0001 0
C = 1×6 0.0020 0.0000 0.0408 0.0021 3.6956 0.2591
D = 5.2030e-05
digitalFilter
デジタル フィルター。digitalFilter オブジェクトで指定します。デジタル フィルターを周波数応答仕様に基づいて生成するには、関数 designfilt を使用します。
designfilt
例: d = designfilt('lowpassiir','FilterOrder',3,'HalfPowerFrequency',0.5) は、正規化された 3 dB の周波数 0.5π ラジアン/サンプルをもつ 3 次のバタワース フィルターを指定します。
d = designfilt('lowpassiir','FilterOrder',3,'HalfPowerFrequency',0.5)
状態行列。行列として返される。
データ型: double
double
状態への入力行列。行列として返される。
出力への状態行列。行列として返される。
行列として返される直達行列。
R2014a で導入
designfilt | digitalFilter | tf | zpk
tf
zpk
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