filternorm
デジタル フィルターの 2 ノルムまたは無限大ノルム
説明
例
入力引数
出力引数
ヒント
フィルターのノルムは、通常、量子化の影響を抑えるためにデジタル フィルターをスケーリングする際に使用されます。スケーリングを行うと、データをオーバーフローさせずに、フィルターの S/N 比が改善されることがよくあります。また、フィルターのインパルス応答のエネルギーの計算に 2 ノルムを使用することもできます。
アルゴリズム
周波数応答 H(ejω) のフィルターが与えられている場合、1 ≤ p < ∞ の Lp ノルムは以下によって与えられます。
p → ∞ の場合、L∞ ノルムは次のようになります。
p = 2 の場合、パーセバルの定理により、以下のようになります。
ここで、h(n) はフィルターのインパルス応答です。インパルス応答のエネルギーは L2 の 2 乗ノルムとなります。
参照
[1] Jackson, L. B. Digital Filters and Signal Processing: with MATLAB Exercises. 3rd Ed. Hingham, MA: Kluwer Academic Publishers, 1996, Chapter 11.
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入