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pulstran 関数
関数pulstran
では、連続するプロトタイプ パルスまたはサンプリングされたプロトタイプ パルスのいずれかからパルス列が生成されます。この例では、遅延を伴う複数のガウス パルスが内挿され、その和から構成されるパルス列が生成されます。
パルス列は、サンプル レートが 50 kHz、パルス列の長さが 10 ms、パルスの反復レートが 1 kHz として定義されます。T
は、パルス列がサンプリングされる時点を指定します。D
では、1 列目で各パルス反復の遅延を指定し、2 列目で各反復の減衰 (オプション) を指定します。パルス列を構成するには、関数gauspuls
の名前を、50% の帯域幅を伴う 10 kHz のガウス パルスを指定する追加パラメーターと共に pulstran
に渡します。
T = 0:1/50e3:10e-3;
D = [0:1/1e3:10e-3;0.8.^(0:10)]';
Y = pulstran(T,D,'gauspuls',10e3,0.5);
plot(T,Y)
関数 pulstran
を使用してベアリング解析用の振動データを生成する例については、振動信号の包絡線スペクトルの計算を参照してください。