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Simulink.ProtectedModel.CallbackInfo

コールバックで使用する保護モデル情報

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説明

Simulink.ProtectedModel.CallbackInfo オブジェクトには、コールバックに対して実行されるコードで使用できる保護モデルに関する情報が含まれます。

作成

構文

Simulink.ProtectedModel.getCallbackInfo(ModelName,Event,Functionality)

説明

例

Simulink.ProtectedModel.getCallbackInfo(ModelName,Event,Functionality) は、保護モデルの指定したイベントと機能に適用されるコールバックの Simulink.ProtectedModel.CallbackInfo オブジェクトを作成します。

プロパティ

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保護モデルが生成するコード インターフェイス。'Top model' または 'Model reference' として指定します。

コールバックをトリガーするイベント。次の値のいずれかとして指定します。

  • 'PreAccess':シミュレーション、ビルドまたは読み取り専用表示の前に実行されるコールバック コード。

  • 'Build':ビルド前に実行されるコールバック コード。このオプションは 'CODEGEN' 機能でのみ有効です。

イベントが適用される保護モデル機能。次のいずれかの値として指定します。

  • 'CODEGEN':コード生成。

  • 'SIM':シミュレーション。

  • 'VIEW':読み取り専用 Web ビュー。

  • 'AUTO':イベントが 'PreAccess' の場合、機能ごとにコールバックが実行されます。イベントが 'Build' の場合、'CODEGEN' 機能にのみコールバックが実行されます。

保護モデル名。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

例: 'myProtectedModel.slxp'

保護モデル コンテナーのすべてのモデルとサブモデルの名前。文字ベクトルの cell 配列として指定します。

保護モデルの現在のターゲットの識別子。文字ベクトルとして指定します。このプロパティは、コード生成コールバックでのみ使用できます。

例: 'ert'

オブジェクト関数

getBuildInfoForModel指定されたモデルのビルド情報オブジェクト

例

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  1. MATLAB® パス上に、次のコードを含むコールバック スクリプト pm_callback.m を作成します。

    s1 = 'Simulating protected model: ';
cbinfobj = Simulink.ProtectedModel.getCallbackInfo(...
'sldemo_mdlref_counter','PreAccess','SIM');
disp([s1 cbinfobj.ModelName])

    スクリプトは、Simulink.ProtectedModel.CallbackInfo オブジェクトを使用して保護モデルの名前を表示します。

  2. コールバック コードにスクリプトを使用するコールバック オブジェクトを作成します。モデル sldemo_mdlref_counter を保護して、コールバック オブジェクトを指定します。

    pmCallback = Simulink.ProtectedModel.Callback('PreAccess'...
,'SIM', 'pm_callback.m')
Simulink.ModelReference.protect('sldemo_mdlref_counter',...
'Callbacks',{pmCallback})

  3. 保護モデルをシミュレートします。最上位モデルの保護モデル参照の各インスタンスがシミュレートされると、コールバックからの出力が表示されます。

    sim('sldemo_mdlref_basic')
    Simulating protected model: sldemo_mdlref_counter
Simulating protected model: sldemo_mdlref_counter
Simulating protected model: sldemo_mdlref_counter

バージョン履歴

R2016a で導入

参考

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トピック