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Simulink.ModelReference.ProtectedModel.setPasswordForCertificate

デジタル証明書のパスワードの指定

構文

Simulink.ModelReference.ProtectedModel.setPasswordForCertificate(certificateFile,password)

説明

Simulink.ModelReference.ProtectedModel.setPasswordForCertificate(certificateFile,password) は、証明書ファイルにアクセスして保護モデルにデジタル署名するために必要なパスワードを指定します。

例

パスワード保護された証明書を使用して保護モデルに署名する

モデルを保護してから、パスワード保護証明書を使用してデジタル署名します。

署名するモデルを開いて保護します。この例では、モデル sldemo_mdlref_counter を保護します。

openExample('sldemo_mdlref_counter');
Simulink.ModelReference.protect('sldemo_mdlref_counter');

保護モデルに署名するために使用する証明書ファイルを見つけます。証明書のパスワードを入力します。

Simulink.ModelReference.ProtectedModel.setPasswordForCertificate('certificate_file.pfx','password');

証明書ファイルを使用して保護モデルに署名します。

Simulink.ProtectedModel.sign('sldemo_mdlref_counter.slxp','certificate_file.pfx');

入力引数

certificateFile — 署名に使用する証明書ファイル

文字ベクトル | string スカラー

保護モデルの署名に使用する証明書ファイル。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。証明書は拡張子が .pfx または .p12 の PKCS #12 ファイルでなければなりません。

例: 'my_cert.pfx'

例: 'InstitutionCertificate.p12'

password — 証明書ファイルのパスワード

string または文字ベクトル

パスワード。string または文字ベクトルとして指定します。証明書がコード生成のために暗号化されている場合、パスワードが必要です。

バージョン履歴

R2020a で導入

参考

Simulink.ProtectedModel.sign

トピック

• 保護モデルに署名する