spmdCat
説明
は、B = spmdCat(A)spmd ブロックまたは通信ジョブを実行している各ワーカー上で定義されている配列 A を水平方向に連結します。
parfor、parfeval、または parfevalOnAll を使用して並列プールでコードを実行する場合、各ワーカーは独立しており、相互の通信は行われません。これらのワーカー上で spmdCat を使用した場合、結果はクライアント上で spmdCat を使用した場合と同じになります。
spmdCat は、A を 2 番目の次元に沿って連結できる場合にのみ使用できます。
この関数は、配列を 2 番目の次元に沿って連結したうえで、その結果をすべてのワーカーに保存します。関数は A の値を各ワーカーから取得し、結果をワーカー インデックスの順序で連結します。ワーカーのインデックスを取得するには、関数 spmdIndex を使用します。たとえば、spmdCat(spmdIndex) は 1:spmdSize を返します。ここで、spmdSize は現在の spmd ブロックまたは通信ジョブを実行しているワーカーの数です。
現在の spmd ブロックを 1 つのワーカーが実行している場合、B は A と等しくなります。
は、B = spmdCat(A,dim,destination)A を連結し、結果を 1 つのワーカーにのみ保存します。
例
入力引数
出力引数
アルゴリズム
次の図は、spmdCat(A) を呼び出したときに、関数 spmdCat が A を他のワーカー上の値とどのように連結するかを示しています。

拡張機能
バージョン履歴
R2022b で導入
参考
cat | spmdReduce | spmdIndex | spmdSize