for (drange)
分散範囲に対する for ループ
説明
for は、分散範囲に対して loopVar = drange(range); statements; end; for ループの反復を並列実行します。
MATLAB® は、ほぼ等しい長さの連続セグメントを使用して、range により指定された範囲を並列プールのワーカー間で分割します。次に MATLAB は、各ワーカーで指定された loopVar の範囲に対し、statements にあるループ本体のコマンドを for ループで実行します。
反復が任意の順序で実行できるよう、各反復は他の反復から独立している必要があります。ループ本体内では、他のワーカーとの通信は許可されていません。
各ワーカーは対話型分散配列のローカルな部分にアクセスできますが、他のワーカーに格納されている部分にはアクセスできません。loopVar を使用すると、以下の条件で対話型分散配列のローカル部分にインデックス付けができます。
ループ インデックス
rangeがrange = 1:Nの形式で指定されている配列が既定の
1d分散スキームを使用して分散されている分散次元に沿った配列のサイズが
Nである
break ステートメントを使用すると、ループの実行を終了できます。
例
入力引数
バージョン履歴
R2007b で導入