sparse
対話型分散スパース行列の作成
構文
説明
は、すべてがゼロからなる S
= sparse(m,n
)m
行 n
列の対話型分散スパース行列を作成します。
は、対話型分散スパース行列を返します。たとえば S
= sparse(___,codist
)sparse(codistributed(2),codistributed(3),codist)
は、対話型分散オブジェクト codist
を使用して、2 行 3 列の対話型分散スパース行列を作成します。この構文は、前述の構文にある任意の入力引数と共に使用できます。
対話型分散オブジェクト codist
を使用して、ワーカーのメモリ全体における配列値の分散を指定します。対話型分散の作成の詳細については、codistributor1d
および codistributor2dbc
を参照してください。
は、ワーカー間の通信を使用せずに、対話型分散スパース行列を返します。S
= sparse(___,codist
,"noCommunication")codist
または codist,"noCommunication"
を指定できますが、両方は指定できません。
非常に大規模な配列を作成する場合、または通信ジョブや spmd
ブロックが多数のワーカーを使用する場合は、ワーカー間の通信により配列の作成が遅くなることがあります。この構文を使用すると、ワーカー間の通信に必要な時間が除かれることで、コードのパフォーマンスが改善されます。
ヒント
この構文を使用する際は、一部のエラー チェック ステップが省略されます。この構文は、"noCommunication"
を指定せずにコードをプロトタイピングした後でコードのパフォーマンスを改善するために使用してください。
例
入力引数
バージョン履歴
R2006b で導入