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ソルバーベースの最適化ライブ エディター タスクの概要

このサンプル スクリプトは、ソルバーベースの "最適化" ライブ エディター タスクを使用した最適化や方程式解法を示しています。独自の問題に合わせてスクリプトを修正してください。

このスクリプトは、非線形制約を伴う非線形最適化問題を解きます。

パラメーターまたはデータの挿入

通常は、データや値をソルバーに渡します。これらの値を入力セクション (x0 が表示されている) に入力し、[セクション]、[セクションの実行] を選択するか、Control+Enter を押すことによってセクションを実行します。

初期点 x0 を設定し、最適化するために a をスケールします。

x0 = [2;1];
a = 100;

先に進む前にこのセクションを実行することによって、x0 の値と他の問題データをワークスペースに配置します

最適化ライブ エディター タスク

通常は、[ライブ エディター] タブで [タスク] > [最適化] を選択するか、または [挿入] タブで [タスク] > [最適化] を選択して、最適化ライブ エディター タスクをスクリプトに配置します。このとき、次の選択肢が表示されます。(これは単なるイメージで、実際のタスクではありません。)

optimizelet_choose.png

ソルバーベースのタスクを選択するには、[ソルバーベース] をクリックします。

次のソルバーベースのタスクには、目的関数と非線形制約関数が含まれています。これらの関数を変更するには、タスクの下の関数リストを編集します。

制約を変更するには、該当する制約タイプを選択して、入力ボックスに値を入力します。上記の x0 が含まれるセクションに値を入力して、そのセクションを実行し、ワークスペースに値を配置しなければならない場合があります。

左側の縞模様のバーをクリックする、[実行] または [セクション]、[セクションの実行] を選択する、あるいは Control+Enter を押すことによって、タスクを実行します。

Live Task

Local minimum found that satisfies the constraints.

Optimization completed because the objective function is non-decreasing in 
feasible directions, to within the value of the optimality tolerance,
and constraints are satisfied to within the value of the constraint tolerance.

結果

Optimize は、解をワークスペース変数 solution に保存し、その解での目的関数値をワークスペース変数 objectiveValue に保存します。Optimize タスクの一番上でこれらの変数名を表示して変更できます。

これらの変数を表示します。

solution
solution = 2×1

    1.1413
    1.3029

objectiveValue
objectiveValue = 0.0200

解での非線形制約関数値を表示します。

[ccons,ceqcons] = constraintFcn(solution)
ccons = 1×2

   -2.0000   -0.0000

ceqcons =

     []

補助関数 - ローカル関数

次のコードは目的関数を作成します。独自の問題に合わせてこのコードを修正してください。

function f = objectiveFcn(x,a)
f = a*(x(2) - x(1)^2)^2 + (1 - x(1))^2;
end

次のコードは制約関数を作成します。独自の問題に合わせてこのコードを修正してください。

function [c,ceq] = constraintFcn(x)
c(1) = x(1)^2 + x(2)^2 - 5;
c(2) = 3 - x(1)^2 - x(2)^2;
ceq = [];  % No equality constraints
end

参考

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