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statistics

過去の実行周期の統計

説明

stats = statistics(rate) は、コード実行の過去の周期についての統計を返します。statsPeriodsNumPeriodsAveragePeriodStandardDeviation、および NumOverruns のフィールドをもつ struct です。

次のサンプルのグラフィックスは、Rate オブジェクトの OverrunAction プロパティに既定の設定 'slip' を使用して実行した場合の例を示しています。オーバーラン コード実行の詳細については、OverrunAction を参照してください。

statistics の出力は次のとおりです。

stats = 

              Periods: [0.7 0.11 0.7 0.11]
           NumPeriods: 4
        AveragePeriod: 0.09
    StandardDeviation: 0.0231
          NumOverruns: 2

入力引数

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Rate オブジェクト。オブジェクト ハンドルとして指定します。このオブジェクトには、DesiredRate についての情報や、実行に関するその他の情報が格納されています。詳細については、rateControl を参照してください。

出力引数

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実行時間の統計。構造体として返されます。この構造体には次のフィールドが含まれます。

  • Period — 統計の計算に使用されたすべての時間周期 (秒単位) のインデックス付き配列。stats.Period(end) が最新の周期です。

  • NumPeriodsPeriods の要素の数

  • AveragePeriod — 平均時間 (秒単位)

  • StandardDeviationAveragePeriod に格納された平均値を中心とするすべての周期の標準偏差 (秒単位)

  • NumOverruns — オーバーランがある周期の数

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20 Hz で実行される rateControl オブジェクトを作成します。

r = rateControl(20);

rateControl オブジェクトを使用してループと制御の操作を開始します。

for i = 1:30
    % Your code goes here
    waitfor(r);
end

ループ操作後の Rate オブジェクトの統計を取得します。

stats = statistics(r)
stats = struct with fields:
              Periods: [0.0551 0.0466 0.0510 0.0499 0.0559 0.0418 0.0499 0.0500 0.0516 0.0485 0.0498 0.0500 0.0500 0.0500 0.0500 0.0500 0.0500 0.0500 0.0500 0.0500 0.0500 0.0500 0.0500 0.0500 0.0500 0.0500 0.0500 0.0500 0.0500 0.0500]
           NumPeriods: 30
        AveragePeriod: 0.0500
    StandardDeviation: 0.0022
          NumOverruns: 0

バージョン履歴

R2016a で導入