ekfSLAM
説明
ekfSLAM
オブジェクトは、拡張カルマン フィルター (EKF) を使用して自己位置推定と環境地図作成の同時実行 (SLAM) を行います。環境から観測されたランドマークを取り込んで既知のランドマークと比較し、関連付けと新しいランドマークを検出します。関連付けを使用して状態と状態の共分散を補正します。新しいランドマークは状態ベクトル内で拡張されます。
作成
構文
説明
は、既定のプロパティを使用して EKF SLAM オブジェクトを作成します。slamObj
= ekfSLAM
は、前述した構文の入力引数の任意の組み合わせに加え、1 つ以上の名前と値のペアの引数を使用してプロパティを設定します。指定されていないプロパティはすべて既定値になります。slamObj
= ekfSLAM(Name,Value
)
は、コード生成時に状態ベクトルで受け入れ可能なランドマーク数の上限 slamObj
= ekfSLAM('MaxNumLandmark'
,N,Name,Value
)N
を指定します。このランドマーク数の制限は、コード生成時にのみ適用されます。
は、コード生成時に状態ベクトルに含まれるランドマークの最大数 slamObj
= ekfSLAM('MaxNumLandmark'
,N,‘MaxNumPoseStored’
,M,Name,Value
)N
と共に、姿勢履歴の最大サイズ M
を指定します。これらの制限は、コード生成時にのみ適用されます。
プロパティ
オブジェクト関数
copy | Create deep copy of EKF SLAM object |
correct | Correct state and state error covariance |
landmarkInfo | Retrieve landmark information |
poseHistory | Retrieve corrected and predicted pose history |
predict | 状態と状態誤差の共分散の予測 |
removeLandmark | Remove landmark from state vector |
reset | Reset state and state estimation error covariance |
例
拡張機能
バージョン履歴
R2021b で導入