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mps.cache.Controller

MATLAB のテスト環境で永続性サービスのライフ サイクルを管理

説明

MATLAB® のテスト環境で永続性サービスのライフ サイクルを管理するには、mps.cache.Controller を使用します。このオブジェクトを使用して、サービスの開始や停止などのさまざまな操作を実行できます。

作成

mps.cache.control を使用して mps.cache.Controller オブジェクトを作成します。

プロパティ

すべて展開する

この プロパティ は読み取り専用です。

永続性サービスへの接続がアクティブかどうかを示します。永続性サービスが MATLAB セッションに接続している場合の値は True、それ以外の場合の値は False です。

例: ActiveConnection: False

この プロパティ は読み取り専用です。

コントローラー オブジェクトが永続性サービスを管理しているかどうかを示します。コントローラーの start (MATLAB Compiler SDK)start メソッドを使用して永続性サービスが開始された場合、ManageServiceTrue になります。コントローラーの attach メソッドを使用して MATLAB セッションが永続性サービスに接続された場合は False になります。それ以外のすべての場合、値は Unknown に設定されます。

ManageServiceTrue の場合、delete を介してコントローラー オブジェクトを破棄するか、MATLAB を終了すると永続性サービスが停止します。

例: ManageService: True

この プロパティ は読み取り専用です。

永続性サービスをホストするシステムの名前。

永続性プロバイダーとして MATLAB を使用するコントローラーを作成した場合、このプロパティは表示されません。

例: Host: 'localhost'

この プロパティ は読み取り専用です。

永続性サービスのポート番号。

永続性プロバイダーとして MATLAB を使用するコントローラーを作成した場合、このプロパティは表示されません。

例: Port: 4519

この プロパティ は読み取り専用です。

永続性プロバイダーの名前。

現在、サポートされている永続性プロバイダーは Redis™ のみです。

テストの目的で MATLAB を永続性プロバイダーとして使用することもできます。MATLAB を永続性プロバイダーとして使用する場合、プロバイダー名は 'MatlabTest' と表示されます。

例: ProviderName: 'Redis'

例: ProviderName: 'MatlabTest'

この プロパティ は読み取り専用です。

永続性サービスへの接続の名前。

例: ConnectionName: 'myRedisConnection'

この プロパティ は読み取り専用です。

ストレージ フォルダー パス。表示されたフォルダーがデータベースとして使用されます。

"*" 永続性プロバイダーとして MATLAB を使用するコントローラーを作成した場合にのみ、このプロパティが表示されます。

例: Folder: 'c:\tmp'

オブジェクト関数

mps.cache.control永続性サービス コントローラー オブジェクトを作成する
start永続性サービスを開始して MATLAB セッションに接続
stop永続性サービスを停止して MATLAB セッションから切り離す
restart永続性サービスを再起動して MATLAB セッションに接続
attach既に実行されている永続性サービスに MATLAB セッションを接続
detach既に実行されている永続性サービスから MATLAB セッションを切断
ping永続性サービスに到達可能かどうかをテスト
version永続性プロバイダーのバージョン番号

Redis サービス コントローラーの作成

ctrl = mps.cache.control('myRedisConnection','Redis','Port',4519)
ctrl = 

  Controller with properties:

    ActiveConnection: False
       ManageService: Unknown
                Host: 'localhost'
                Port: 4519
          Operations: "read | write | create | update"
        ProviderName: 'Redis'
      ConnectionName: 'myRedisConnection'

MATLAB サービス コントローラーの作成

mctrl = mps.cache.control('myMATFileConnection','MatlabTest','Folder','c:\tmp') 
mctrl = 

  Controller with properties:

    ActiveConnection: False
       ManageService: Unknown
              Folder: 'c:\tmp'
          Operations: "read | write | create | update"
        ProviderName: 'MatlabTest'
      ConnectionName: 'myMATFileConnection'

バージョン履歴

R2018b で導入