mps.cache.DataCache
MATLAB コード内のキャッシュ概念を表現
説明
mps.cache.DataCache
は、MATLAB® コードのキャッシュ概念を表します。これは、各永続性プロバイダー固有のデータ キャッシュ クラスのスーパークラスとして機能する抽象クラスです。
現在、サポートされている永続性プロバイダーは Redis™ と MATLAB のみです。このため、キャッシュ オブジェクトのタイプは mps.cache.RedisCache
または mps.cache.MATFileCache
です。
作成
mps.cache.connect
を使用して、永続性プロバイダー固有の mps.cache.DataCache
のサブクラスを作成します。
プロパティ
プロパティについては、プロバイダー固有のサブクラスを参照してください。
オブジェクト関数
mps.cache.connect | キャッシュに接続するか、キャッシュが存在しない場合にキャッシュを作成 |
bytes | 各キーに保存される値に対して使用されるストレージのバイト数を返す |
clear | キャッシュからすべてのキーと値を削除 |
flush | ローカルで変更したすべてのキーを永続性サービスに書き込む |
get | キャッシュからキーの値を取得 |
getp | パブリック キャッシュ プロパティの値の取得 |
isKey | キャッシュに指定されたキーが含まれているかどうかの確認 |
keys | キャッシュからすべてのキーを取得 |
length | データ キャッシュ内のキーと値のペア数 |
purge | すべてのローカル データを永続性サービスにフラッシュする |
put | キーと値のペアをキャッシュに書き込む |
remove | キャッシュからキーを削除する |
retain | リモート キーをキャッシュからローカルに保存するか、ローカルに保存されたキーを返す |
例
Redis キャッシュへの接続
永続性プロバイダーとして Redis を使用する永続性サービスを開始します。このサービスには、接続名と開いたポートが必要です。サービスが実行中になったら、接続名を使用してサービスに接続し、キャッシュを作成できます。
ctrl = mps.cache.control('myRedisConnection','Redis','Port',4519); start(ctrl) c = mps.cache.connect('myCache', 'Connection', 'myRedisConnection')
c = RedisCache with properties: Host: 'localhost' Port: 4519 Name: 'myCache' Operations: "read | write | create | update" LocalKeys: {} Connection: 'myRedisConnection' Use getp instead of dot notation to access properties.
バージョン履歴
R2018b で導入