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解答提出ガイド
MATLAB® Grader™ 評価項目は講師によって作成され、MATLAB のコーディング スキルを評価することを目的としています。
各評価項目には、次の要素が含まれています。
講師が作成した評価項目の説明 (解決すべき評価項目の詳細と、解答に通常含めるべき具体的な内容を含む)
評価項目を解決する領域 (コード入力が可能)
保存、リセット、実行、プレテストの実行 (プレテストが提供されている場合)、提出等のアクション
評価テストの結果とフィードバック
プレテスト、サイズ制限、複数の提出、および解答をコーディングする際に考慮すべきその他の要素の詳細については、解答ガイドを参照してください。
評価項目へのアクセスの詳細については、MATLAB Grader でのコースと課題へのアクセスを参照してください。LMS に登録している場合は、講師に問い合わせてください。
解答ガイド
解答に取り組む際は、このセクションに記載されているプレテスト、サイズ制限、複数回にわたる提出など、解答のコーディング時に検討すべき点に関する情報を考慮してください。
プレテスト
プレテストは、講師によって提供される評価テストであり、採点のために解答を提出せずに実行できます。通常の評価テストとは次の点で異なります。
提出前にプレテストを実行しても、プレテストの結果は成績表に記録されません。
プレテストの実行は提出の制限にはカウントされません。
プレテストの評価テスト コードに加え、そのコードによって生成された出力も表示できます。
解答を提出すると、プレテスト "も実行" されます。これは通常の評価テストと同じように扱われるため、最終成績に影響します。
解答を提出すると、プレテスト評価も実行されます。これは通常の評価テストと同じように扱われ、最終成績に影響します。
利用可能なプレテストがあれば、解答を提出する前に実行してください。プレテストの結果から得られる貴重なフィードバックは、提出前に解答の方向性が正しいかを判断するために使用できます。
[プレテストを実行] をクリックして、解答を提出する前にテストします。プレテストを実行するオプションは、講師が特定の評価項目に対してプレテストを作成した場合にのみ表示されます。
プレテストの評価結果をチェックします。解答が不合格となった各テストには、不合格の原因を示すエラー メッセージが表示されます。合格した解答には緑色のチェック マークが付きます。
メモ
プレテストは提出としてカウントされません。すべての評価テストがプレテストであっても、解答を提出しなければなりません。
実行時間制限
MATLAB Grader は、60 秒の実行時間制限を適用します。[実行] または [提出] をクリックすると時計がスタートし、出力または評価テストの結果が表示されると停止します。MATLAB Online™ では、実行時間制限は解答を提出するときにのみ適用されます。
MATLAB コードの実行に使用される計算環境が MATLAB Grader で使用されるものと最も似ているため、MATLAB Online を使用して解答を実行することで、解答の実行に必要な時間を見積もることができます。
解答を提出すると、MATLAB Grader では、解答の実行の度に講師の解答が実行されます。スクリプトタイプの評価項目の場合、受講者の解答は 1 回だけ実行されます。関数タイプの評価項目では、評価テストごとに受講者の解答が実行されることがあります。合計実行時間には、両方の解答と評価テストが実行される時間が含まれます。この時間は 60 秒を超えてはなりません。
メモ
[スクリプトを実行] または [関数の実行] をクリックしたときにはコードの出力が表示され、提出時には "解答の実行と評価中にサーバーがタイムアウトしました" というエラー メッセージが表示される場合があります。このエラーは、解答の正確性を評価するために追加の実行時間が必要なことが原因で発生します。解答の実行時間を短縮する方法を探してください。
サーバーがタイムアウトしたという警告が表示された場合、解答の実行に時間がかかりすぎています。サーバー タイムアウト エラーは通常、解答内のエラー、非効率なコード、または画面への過剰な出力表示の結果として発生します。実行可能な解答は必ずありますので、解答の実行時間を短縮する方法を探してください。
提出の制限
講師は提出回数の上限を指定することができます。これは受講者が解答を提出できる最大回数となります。[提出] ボタンには、試行回数と上限回数が表示されます。
講師が提出回数の上限を指定していない場合は、何回でも解答を提出できます。
残りの提出回数が 1 回だけの場合、最終の提出であることの確認が求められます。試行回数をすべて使い切ると、[提出] ボタンは無効になります。
締め切りを過ぎた解答
MATLAB Grader では、課題の締め切り日が過ぎても、評価項目への解答を引き続き提出することができます。
講師は割り当てた評価項目に締め切り日を設定する場合があります。締め切り後の提出でも許可されることがあります。締め切りを過ぎた提出の対処方法については、講師に相談してください。
評価テストの結果
MATLAB Grader は、講師が作成した評価テストに照らして各解答を評価します。提出した解答がこの評価項目のすべてのテストに合格すると、MATLAB Grader は解答を正解としてマークします。解答が 1 つ以上のテストで不合格だった場合、その解答は不正解としてマークされます。
不合格となった各解答には、不合格の原因を示すエラー メッセージと、講師からの追加のフィードバックが表示されます。合格した解答には、緑色のチェック マークが付きます。
解答のサイズ (MATLAB Grader コースのみ)
MATLAB Grader は、ノード数計算アルゴリズムを使用して解答のサイズを計算します。サイズは解答の採点要素ではないため、解答の品質に関するフィードバックと見なすことはしないでください。とはいえ、類似したコードは同程度のサイズになります。そのため、サイズを利用すると、自分のアプローチが他の人の解答と類似しているか否かを判断することができます。
以前の解答
解答内容の改善に取り組む際は、比較のために、これまでに提出した他の解答を参照すると役立つこともあります。
MATLAB Grader または LMS で [自分の解答履歴を確認する] をクリックすると、現在取り組んでいる評価項目で提出したすべての解答が表示されます。MATLAB Online で作業している場合は、まず MATLAB Grader または LMS に戻ってください。