unicode2native
Unicode 文字表現の数値バイトへの変換
構文
bytes = unicode2native(unicodestr)
bytes = unicode2native(unicodestr,encoding)
説明
bytes = unicode2native(unicodestr)
は、Unicode® 文字表現として入力された unicodestr
をユーザーの既定エンコードに変換し、uint8
ベクトルである bytes
としてバイト数を返します。出力ベクトル bytes
は、unicodestr
入力と同じ一般的な配列の形になります。関数 fwrite
を使用して、unicode2native
の出力をファイルに保存できます。unicodestr
には文字ベクトルまたは string スカラーを指定できます。
bytes = unicode2native(unicodestr,encoding)
は、unicodestr
を encoding
で指定された文字エンコード スキームに変換します。入力引数 encoding
は、文字がない状態である (''
) か、エンコード スキームの名前またはエイリアスでなければなりません。たとえば、'UTF-8'
、'latin1'
、'US-ASCII'
、'Shift_JIS'
などです。encoding
が指定されていないか文字を含まない (''
) 場合は、既定のエンコード スキームが使用されます。encoding
には文字ベクトルまたは string スカラーを指定できます。
例
この例は、Unicode 文字表現を含む 2 つの文字ベクトルから始めます。str1
は、西ヨーロッパ言語のテキストを含み、str2
は、日本語のテキストを含むとします。例は、1 番目の文字ベクトルに ISO-8859-1 文字エンコード スキームを使用し、2 番目の文字ベクトルに Shift-JIS エンコード スキームを使用して、両方の文字ベクトルを同じファイルに記述します。例では、str1
および str2
を適切なエンコード スキームへ変換するために、関数 unicode2native
を使用します。
fid = fopen('mixed.txt', 'w'); bytes1 = unicode2native(str1, 'ISO-8859-1'); fwrite(fid, bytes1, 'uint8'); bytes2 = unicode2native(str2, 'Shift_JIS'); fwrite(fid, bytes2, 'uint8'); fclose(fid);
拡張機能
バージョン履歴
R2006a より前に導入