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openExample

    説明

    openExample(examplename) は、指定された例を現在実行中のリリースの Examples フォルダーにあるサブフォルダーにダウンロードしてから開きます。例のコピーが存在する場合、openExample は既存のバージョンの例を開きます。指定した例にプロジェクトが含まれている場合、openExample は、例の以前のバージョンを上書きすることなく、常に例の新しいコピーをダウンロードします。

    openExample(sfile) は、指定されたサポート ファイルとそれがサポートする例をダウンロードし、そのサポート ファイルを開きます。指定したサポート ファイルの名前が複数の例に含まれている場合、そのうちのいずれかの例が openExample で選択されてダウンロードされます。

    openExample(___,Name,Value) は、前述の構文の入力引数に加え、1 つ以上の名前と値の引数を使用してオプションを指定します。たとえば、例をフォルダー C:\Work\myfiles にダウンロードするには、workDir 引数を "C:\Work\myfiles" に設定します。

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    MATLAB® グラフィックスのドキュメンテーションの一部である「2 次元ライン プロットの作成」の例を開きます。

    openExample("graphics/Create2DLinePlotsExample")

    parabola.m サポート ファイルを開きます。parabola.m が複数の例に含まれている場合、そのうちのいずれかの例が openExample で選択されてダウンロードされます。

    openExample("parabola.m")

    MATLAB の「string 配列を使用したテキスト データの解析」の例をフォルダー C:\Work\myfiles にダウンロードし、その例の sonnets.txt サポート ファイルを開きます。

    開くサポート ファイルが複数の例に含まれている場合や sfile 入力引数でサポートされていない拡張子をもつ場合、sfile 入力引数の代わりに名前と値の引数 supportingFile を使用します。

    openExample("matlab/AnalyzeTextDataExample","supportingFile","sonnets.txt", ...
    "workDir","C:\Work\myfiles")

    入力引数

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    開く例の名前。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。

    例: openExample("graphics/Create2DLinePlotsExample")

    例: openExample("matlab/PlotCurveAppExample")

    開くサポート ファイルの名前。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。openExample は指定したサポート ファイルを適切なアプリケーションで開きます。

    sfile は、MathWorks® の例に含まれる任意のサポート ファイルにすることができます (R2023b 以降)。フォルダー、プロジェクト ファイル、メインの例のファイル、またはサブフォルダー内のサポート ファイルを指定することはサポートされていません。sfile に拡張子が含まれていない場合、openExample は拡張子が .m.mlx、または .slx のファイルを検索します。

    例: openExample("parabola.m")

    名前と値の引数

    引数のオプションのペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後になければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

    例: openExample("graphics/Create2DLinePlotsExample",workDir="C:\Work\myfiles")

    R2021a より前では、コンマを使用してそれぞれの名前と値を区切り、Name を引用符で囲みます。

    例: openExample("graphics/Create2DLinePlotsExample","workDir","C:\Work\myfiles")

    例のダウンロード先のフォルダー。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。

    例: openExample("graphics/Create2DLinePlotsExample",workDir="C:\Work\myfiles")

    開くサポート ファイル。string スカラーまたは文字ベクトルとして指定します。指定した場合、openExample は例のファイルではなくサポート ファイルを適切なアプリケーションで開きます。

    supportingFile は、MathWorks の例に含まれる任意のサポート ファイルにすることができます。フォルダー、プロジェクト ファイル、メインの例のファイル、またはサブフォルダー内のサポート ファイルを指定することはサポートされていません。supportingFile に拡張子が含まれていない場合、openExample は拡張子が .m.mlx、または .slx のファイルを検索します。

    例: openExample("matlab/AnalyzeTextDataExample",supportingFile="sonnets.txt")

    バージョン履歴

    R2016a で導入

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    参考

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