maxNumCompThreads
計算スレッドの最大数を制限する
構文
N = maxNumCompThreads
LASTN = maxNumCompThreads(N)
LASTN = maxNumCompThreads('automatic')
説明
N = maxNumCompThreads
は、現在の計算スレッドの最大数 N
を返します。
LASTN = maxNumCompThreads(N)
は、計算スレッドの最大数を N
に設定します。そして、前回の最大計算スレッド数 LASTN
を返します。
LASTN = maxNumCompThreads('automatic')
は、計算スレッドの最大数を MATLAB® が最適と判断した値に設定します。さらに、前回の最大計算スレッド数 LASTN
を返します。
現在、計算スレッドの最大数は、使用しているマシン上の物理コア数と同じです。
メモ
関数 maxNumCompThreads
を使用して最大計算スレッド数を設定しても、次回の MATLAB セッションは伝播しません。
MATLAB 起動時に -singleCompThread
オプションを設定して、MATLAB の計算スレッド数を 1 に制限することができます。既定の設定では、MATLAB は実行先コンピューターのマルチスレッド機能を利用します。
複数のプロセッサ グループを使用する Windows® プラットフォームでは、計算スレッドの既定の最大数は、MATLAB を実行するプロセッサ グループ内の物理コアの数と等しくなります。
バージョン履歴
R2007b で導入