parfor
並列 for ループ
構文
parfor loopvar = initval:endval;
statements
; end
parfor (loopvar = initval:endval, M); statements
; end
説明
parfor loopvar = initval:endval;
は、一連の MATLAB® ステートメントを、増加する整数値のベクトルを示す、statements
; endinitval
および endval
間の loopvar
の値で実行します。Parallel Computing Toolbox™ がインストールされている場合、あるいは MATLAB Coder™ で MEX 関数またはスタンドアロン コードを作成する場合、ループは並行に実行されます。従来の for
ループとは異なり、反復は保証された順序では実行されません。スクリプトを parfor
ループ内で直接呼び出すことはできません。ただし、スクリプトを呼び出す関数を呼び出すことは可能です。
parfor (loopvar = initval:endval, M);
は、最大 statements
; endM
個のワーカーまたはスレッドを使用してループ内でステートメントを実行します。ここで、M
は非負の整数です。
例
3 個のワーカーまたはコアを Parallel Computing Toolbox ソフトウェアと共に使用して 3 つの大規模な固有値計算を実行します。
parpool(3) parfor i=1:3, c(:,i) = eig(rand(1000)); end
ヒント
拡張機能
バージョン履歴
R2008a で導入