matlab.general 設定
MAT ファイルや乱数の設定などの一般設定
matlab.general
設定を使用して MATLAB® をカスタマイズできます。関数 settings
で返されるルート SettingsGroup
オブジェクトを使用して matlab.general
設定にアクセスします。たとえば、MAT ファイルの保存形式 (既定値は 'v7'
) の一時的な値を 'v7.3'
に設定します。
s = settings;
s.matlab.general.matfile.SaveFormat.TemporaryValue = 'v7.3'
設定の詳細については、設定へのアクセスと変更を参照してください。
matlab.general.matfile
SaveFormat
— MAT ファイルのバージョン
'v7'
(既定値) | 'v7.3'
| 'v6'
MAT ファイルを保存する MAT ファイルのバージョン。'v7.3'
、'v7'
または 'v6'
として指定します。
MAT ファイルのバージョンの詳細については、MAT ファイルのバージョンを参照してください。
例: s.matlab.general.matfile.SaveFormat.TemporaryValue = 'v7.3'
EnableCompression
— 既定で圧縮を有効化するかどうか
1
または true
(既定値) | 0
または false
既定で圧縮を有効化するかどうか。数値または logical 1
(true
) または 0
(false
) として指定します。既定で圧縮をオンにする場合は true
、既定で圧縮をオフにする場合は false
を指定します。この設定は、MAT ファイル バージョン 7 と 7.3 で使用できます。
例: s.matlab.general.matfile.EnableCompression.TemporaryValue = true
matlab.general.randomnumbers
DefaultAlgorithm
— 乱数発生の既定のアルゴリズム
'twister'
(既定値) | 'simdTwister'
| 'combRecursive'
| 'multFibonacci'
| 'threefry'
| 'philox'
R2023b 以降
乱数発生の既定のアルゴリズム。'twister'
、'simdTwister'
、'combRecursive'
、'multFibonacci'
、'threefry'
、または 'philox'
として指定します。
乱数発生の詳細については、rng
を参照してください。
例: s.matlab.general.randomnumbers.DefaultAlgorithm.PersonalValue = 'threefry'
DefaultSeed
— 乱数発生で使用する既定のシード
非負の整数
R2023b 以降
乱数発生で使用する既定のシード。2^32
未満の非負の整数として指定します。
例: s.matlab.general.randomnumbers.DefaultSeed.PersonalValue = 3
matlab.general.windows
AutoCollapse
— MATLAB Online™ でウィンドウを自動的に折りたたむ
true
または 1
(既定値) | false
または 0
R2023b 以降
MATLAB Online でウィンドウを自動的に折りたたむオプション。数値または logical 1
(true
) または 0
(false
) として指定します。
折りたたまれたウィンドウは縮小され、タイトル バーになります。
既定では、MATLAB の背景をクリックすると、前景の開いているウィンドウが折りたたまれます。折りたたまれているウィンドウを元に戻すには、以前に開いていたウィンドウのいずれかをクリックします。
false
を指定して自動折りたたみを無効にします。
例: s.matlab.general.windows.AutoCollapse.PersonalValue = false