Main Content

gunzip

GNU zip ファイルの内容の解凍

説明

gunzip(gzipfilenames) は、gzipfilenames 内の各ファイルのアーカイブされた内容を gzipfilenames を含むフォルダーに解凍します。gunzip は元の GNU zip ファイルを削除しません。

gunzip は再帰的に内容をフォルダーに解凍します。gunzip はローカル システムまたはインターネット URL からファイルを解凍することができます。

gunzip(gzipfilenames,outputfolder)gzipfilenamesoutputfolder に解凍します。outputfolder が存在しない場合、MATLAB® により作成されます。

filenames = gunzip(___) は、結果のファイルすべての相対パス名を含む文字ベクトルの cell 配列を返します。この構文では、前述の構文の入力引数を任意に組み合わせて使用できます。

すべて折りたたむ

関数 gunzip を使用して、現在のフォルダー内にあるすべての GNU zip ファイルを解凍します。

files = gunzip('*.gz')
files = 1x1 cell array
    {'membrane.m'}

URL からアーカイブ ファイルをローカル フォルダーにダウンロードして解凍します。

アーカイブ ファイル example.tar.gz が URL http://example.com/example.tar.gz に保存されているとします。そのファイルを example フォルダーにダウンロードして解凍します。

url = 'http://example.com/example.tar.gz';
gunzip(url, 'example');
untar('example/example.tar','example');

入力引数

すべて折りたたむ

解凍する GNU zip ファイルの名前。文字ベクトル、文字ベクトルの cell 配列または string 配列として指定します。ファイル名には、現在のフォルダーに対する相対パスまたは絶対パスが含まれなければなりません。

gzipfilenames が URL の場合、gzipfilenames はプロトコル タイプ (http:// など) を含まなければなりません。MATLAB は URL をシステム上の一時フォルダーにダウンロードし、クリーンアップ時にその URL を削除します。

データ型: char | string

ファイルの解凍先フォルダー。文字ベクトルまたは string スカラーとして指定します。

データ型: char | string

出力引数

すべて折りたたむ

解凍されたファイルの名前。文字ベクトルの cell 配列として返されます。outputfolder で相対パスを指定した場合、filenames には相対パスが格納されます。outputfolder で絶対パスを指定した場合、filenames には絶対パスが格納されます。

バージョン履歴

R2006a より前に導入

参考

| | | |