isIllConditioned
行列が悪条件かどうかの判別
説明
tf = isIllConditioned(
は、分解 dA
)dA
の作成に使用した元の係数行列 A
が悪条件の場合に logical 1
(true
) を返し、それ以外の場合に logical 0
(false
) を返します。
使用されるテストは、分解のタイプによって決まります。
'qr'
および'cod'
の分解 —rank(dA) < min(size(A))
の場合、係数行列は悪条件です。その他すべての分解 —
rcond(dA) < eps
の場合、係数行列は悪条件です。
isIllConditioned
が logical 1
(true
) を返す場合、dA\b
または b/dA
のいずれかを使用した線形系の求解では警告が表示されます。これらの警告をオフにするには、decomposition オブジェクト dA
の CheckCondition
プロパティを使用します。
例
入力引数
ヒント
isIllConditioned
は decomposition オブジェクトのランクおよび条件数の推定値を使用します。これらの推定値は、係数行列についてrank(A)
またはrcond(A)
を直接呼び出す場合とは異なることがあります。
バージョン履歴
R2017b で導入
参考
decomposition
| rcond
| rank