clibArray
C++ ライブラリ関数に対する MATLAB の clib 配列の作成
説明
cArray = clibArray( は、elementTypeName,dimensions)[x1,...,xN] として指定される C++ 次元をもつ elementTypeName の C++ オブジェクトを表す MATLAB® オブジェクト "clib 配列" を作成します。C++ オブジェクトがプリミティブ型の場合、cArray にゼロ値が含まれます。C++ オブジェクトがクラス型の場合、MATLAB は既定のコンストラクターを使用して cArray を初期化します。
MATLAB clib 配列は、対応する C++ ネイティブ配列が使用される場合、またはサポートされている C++ 構造、つまり関数引数、関数の戻り値、およびデータ メンバーにより std::vector が使用される場合にのみ、定義できます。
あるいは、要素の型が基本型、既定のコンストラクターを持つユーザー定義クラス、あるいは標準 string 型の場合、clib.array コンストラクターを呼び出します。たとえば、libname に定義されている elementTypeName は次のようにします。
cArray = clib.array.libname.elementTypeName(dimensions)
cArray のメモリは MATLAB によって所有されています。このメモリを解放するには、clibRelease を呼び出します。
MATLAB 配列を C++ 配列に変換するには、clibConvertArray を呼び出します。
例
入力引数
バージョン履歴
R2020a で導入