テスト診断へのプログラムによるアクセス
特定のクラスでは、フレームワークのテストは DiagnosticsRecordingPlugin
プラグインを使用して、テスト結果の診断を記録します。以下のいずれかを実行した場合、フレームワークでは既定でプラグインが使用されます。
関数
runtests
を使用してテストを実行する。入力なしで関数
testrunner
を使用してテストを実行する。関数
runperf
を使用してパフォーマンス テストを実行する。TimeExperiment
クラスのrun
メソッドを使用してパフォーマンス テストを実行する。
テストを実行した後、TestResult
オブジェクトの Details
プロパティの DiagnosticRecord
フィールドを使用して、記録された診断にアクセスできます。たとえば、テスト結果が変数 results
に保存されている場合、result(2).Details.DiagnosticRecord
にはスイート内の 2 番目のテストの記録された診断が含まれます。
記録された診断は DiagnosticRecord
オブジェクトです。テストの特定のタイプのテスト診断にアクセスするには、DiagnosticRecord
クラスの selectFailed
、selectPassed
、selectIncomplete
、selectLogged
の各メソッドを使用します。
既定では、DiagnosticsRecordingPlugin
プラグインは、検定エラーと、Terse
レベルでロギングされたイベントを記録します。パスした診断またはその他のさまざまな詳細レベルでロギングされたメッセージを記録するようにプラグインを設定するには、DiagnosticsRecordingPlugin
のインスタンスを設定して、それをテスト ランナーに追加します。
参考
matlab.unittest.plugins.DiagnosticsRecordingPlugin
| matlab.unittest.plugins.diagnosticrecord.DiagnosticRecord
| matlab.unittest.TestResult