頻繁に使用するタスクのためのショートカットの作成
プロジェクト内にショートカットを作成し、重要なファイルを開いたり、データを読み込んだりという一般的なプロジェクト タスクを実行できます。
ショートカットの作成
既存のプロジェクト ファイルからショートカットを作成するには、次の手順に従います。
[プロジェクト] パネルで、ファイルを右クリックし、[ショートカットの作成] を選択します。あるいは、[プロジェクト] ツールストリップで、[ショートカット] ギャラリーを展開します。次に、[新規ショートカット] をクリックし、ファイルに移動して選択します。
[新規ショートカットの作成] ダイアログ ボックスが開きます。
アイコンを選択し、ショートカット名を入力します。ショートカットを使用してワークフローの手順を定義している場合、ショートカット ファイル名に番号付きの接頭辞を追加することを検討してください。
ショートカットを既存のグループに追加するには、[グループ] フィールドで、グループをリストから選択します。ショートカット グループの詳細については、ショートカットの整理を参照してください。
[OK] をクリックします。
ショートカットは、選択した名前とアイコンと共に [ショートカット] ギャラリーに表示されます。[プロジェクト] パネルの [ステータス] 列に、そのファイルがショートカットであることを示すアイコン が表示されます。
メモ
ショートカットは、修正したファイルをソース管理にコミットするときに含まれるので、他のプロジェクト ユーザーとショートカットを共有できます。
ショートカットの実行
ショートカットを実行するには、[プロジェクト] ツールストリップの [ショートカット] ギャラリーで、ショートカットをクリックします。[ショートカット] ギャラリーのショートカットをクリックすると、該当するファイル タイプの既定のアクションが実行されます。たとえば、MATLAB® は、.m
ショートカット ファイルを実行し、.mat
ショートカット ファイルを読み込みます。ショートカット ファイルがパス上にない場合、MATLAB は現在のフォルダーをショートカット ファイルの親フォルダーに変更し、ショートカットを実行してから、現在のフォルダーを元のフォルダーに戻します。
あるいは、[プロジェクト] パネルで、ショートカット ファイルを右クリックして [実行] を選択します。スクリプトがパス上にない場合は、MATLAB により、フォルダーを変更するか、それともフォルダーをパスに追加するかを確認するメッセージが表示されます。
ショートカットの整理
ショートカットをグループに分類して整理できます。たとえば、データの読み込み用、ファイルを開く操作用、コードの生成用、およびテストの実行用に別個のショートカット グループを作成できます。
ショートカット グループを作成するには、次の手順に従います。
[プロジェクト] ツールストリップの [ショートカット] ギャラリーを展開します。次に [グループの整理] をクリックします。
[作成] ボタンをクリックします。
グループの名前を入力し、[OK] をクリックします。
新しいショートカット グループが [ショートカット] ギャラリーに表示されます。
ショートカットをグループに移動するには、次の手順に従います。
[ショートカット] ギャラリーで、ショートカットを右クリックして [ショートカットの編集] を選択します。あるいは、[プロジェクト] パネルで、ファイルを右クリックして [ショートカットの編集] を選択します。
[新規ショートカットの作成] ダイアログ ボックスが開きます。
[グループ] フィールドで、リストからグループを選択して [OK] をクリックします。
最上位プロジェクトの [ショートカット] ギャラリーから、プロジェクト階層内のすべてのプロジェクトのショートカットにアクセスできます。既定では、[ショートカット] ギャラリーにはプロジェクト階層内のすべてのショートカットが表示され、ショートカットが属するプロジェクトの名前別にグループ化されます。開いているプロジェクトに属するショートカットのみを表示するには、[プロジェクト参照を表示] チェック ボックスをオフにします。