スクリプトの作成
スクリプトは、入出力引数のない最も単純な形のコード ファイルです。コマンド ラインや参照する必要のある一連のコマンドから繰り返し行う計算のような、一連の MATLAB® コマンドを自動的に実行するときに便利です。
新しいスクリプトは、次の方法で作成できます。
コマンド履歴からコマンドを強調表示し、右クリックして [スクリプトの作成] を選択する。
[ホーム] タブの [新規スクリプト] ボタンをクリックする。
関数
editを使用する。たとえば、editは、ファイルnew_file_namenew_file_nameを作成して (ファイルが存在しない場合) 開きます。new_file_nameが指定されていない場合、MATLAB はUntitledという新しいファイルを開きます。
スクリプトを作成した後、スクリプトにコードを追加して、それを保存できます。たとえば、0 ~ 100 の中で乱数を生成するこのコードを numGenerator.m というスクリプトとして保存できます。
columns = 10000; rows = 1; bins = columns/100; rng(now); list = 100*rand(rows,columns); histogram(list,bins)
次のどちらかの方法を使用して、スクリプトを保存し、コードを実行します。
コマンド ラインにスクリプト名を入力し、Enter キーを押す。たとえば、
numGenerator.mスクリプトを実行するには、「numGenerator」と入力します。[エディター] タブの [実行] ボタンをクリックする。
2 番目のコード ファイルからコードを実行することもできます。これを行うには、2 番目のコード ファイルにスクリプト名を指定したコード行を追加します。たとえば、2 番目のコード ファイルから numGenerator.m スクリプトを実行するには、行 numGenerator; をファイルに追加します。2 番目のファイルを実行すると、MATLAB によって numGenerator.m 内のコードが実行されます。
スクリプトの実行が完了しても、変数は MATLAB ワークスペースに残ります。numGenerator.m の例では、変数 columns、rows、bins および list がワークスペース内に残ります。変数のリストを表示するには、コマンド プロンプトで whos と入力します。スクリプトは、対話型の MATLAB セッションやスクリプトとベース ワークスペースを共有します。