複素数の作成
複素数は、実数部と虚数部の 2 つの部分で構成されています。基本の虚数単位は、-1
の平方根と同じです。MATLAB® では、これを i
または j
という 2 つの文字のいずれかで表します。
次のステートメントは、MATLAB における複素数値の作成方法の 1 つを示したものです。変数 x
に複素数が代入され、2
が実数部で、3
が虚数部になります。
x = 2 + 3i;
複素数を作成するもう 1 つの方法として、関数 complex
を使用することができます。この関数は 2 つの数値入力を複素数出力に結合し、最初の入力を実数部に、2 番目を虚数部にします。
x = rand(3) * 5; y = rand(3) * -8; z = complex(x, y) z = 4.7842 -1.0921i 0.8648 -1.5931i 1.2616 -2.2753i 2.6130 -0.0941i 4.8987 -2.3898i 4.3787 -3.7538i 4.4007 -7.1512i 1.3572 -5.2915i 3.6865 -0.5182i
関数 real
と imag
を使用して、複素数を実数部と虚数部に分割できます。
zr = real(z) zr = 4.7842 0.8648 1.2616 2.6130 4.8987 4.3787 4.4007 1.3572 3.6865 zi = imag(z) zi = -1.0921 -1.5931 -2.2753 -0.0941 -2.3898 -3.7538 -7.1512 -5.2915 -0.5182