このページの内容は最新ではありません。最新版の英語を参照するには、ここをクリックします。
Linux プラットフォームでの MATLAB の起動
サポートされている Linux® ディストリビューションを表示するには、Linux システム要件を参照してください。
Linux プラットフォームのオペレーティング システム プロンプトで MATLAB® を起動するには、MATLAB をインストールした bin
フォルダーから matlab
を呼び出します。たとえば、MATLAB R2024b を既定のインストール フォルダーにインストールした場合は、次のように入力します。
/usr/local/MATLAB/R2024b/bin/matlab
インストール手順中にシンボリック リンクを設定した場合は、指定したフォルダーから「matlab
」と入力します。
MATLAB を起動すると、デスクトップが開きます。MATLAB を前回終了したときに開いていたデスクトップ コンポーネントが再び開きます。環境変数 DISPLAY
が設定されていない場合や無効である場合は、デスクトップは表示されません。
MATLAB は userpath
フォルダーを自動的に検索パスに追加します。
起動をカスタマイズするには、起動オプションの指定を参照してください。
MATLAB 起動フォルダーは、MATLAB のプロンプトを表示したときのアクティブ フォルダーです。既定の起動フォルダーを変更するには、MATLAB 起動フォルダーを参照してください。
MATLAB を起動できない場合は、インストールおよびライセンスを参照してください。
起動フォルダー
Linux プラットフォーム上の既定の起動フォルダーは、MATLAB を起動したフォルダーになります。
userpath
を起動フォルダーに指定するには、起動する前に環境変数 MATLAB_USE_USERWORK
の値を 1 に設定します。既定の設定では userpath
は
です。userhome
/Documents/MATLABuserpath
に他のフォルダーを指定し、他のオプションを指定するには MATLAB 関数 userpath
を呼び出します。
リモート ssh
ログインからの MATLAB スクリプトの実行
リモート ssh ログイン経由で MATLAB スクリプト hello.m
を実行するには、ターミナル ウィンドウで以下を入力します。
ssh local.foo.com matlab -nodesktop -nojvm < hello.m
ssh
コマンドは hello.m
をパイプ処理して、リモート ホスト local.foo.com
で実行中の MATLAB へとつなぎます。-nodesktop
オプションを使用すると、MATLAB がデスクトップなしで起動します。
参考
matlab (Linux)
| userpath
| matlabroot