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ワークスペース ブラウザーでの統計の表示
各変数またはオブジェクトに対し、ワークスペース ブラウザーは [最小値]、[最大値]、[平均] などの統計量を表示できます (該当する場合)。MATLAB® は、関数 min
、max
、mean
を使用してこれらの計算を実行し、自動的に結果を更新します。
統計を表示するには、ワークスペース ブラウザーのタイトル バーで [ワークスペース アクションの表示] ボタンをクリックし、[列選択] を選択します。MATLAB で計算する統計量を選択します。MATLAB Online™ で表示する列を選択するには、ワークスペース ブラウザーで列名を右クリックして、目的の列名を選択またはクリアします。
統計計算中にワークスペース ブラウザーのパフォーマンスを向上させる
ワークスペース ブラウザーで統計量の列を表示する場合や非常に大きい配列を扱う場合は、MATLAB が統計結果を更新するに従い、パフォーマンスの問題が発生することがあります。パフォーマンスを向上させるには、以下の方法を検討してください。
希望する統計のみを表示する。
ワークスペース ブラウザーのタイトル バーで [ワークスペース アクションの表示]
ボタンをクリックし、[列選択] を選択します。MATLAB で計算しない統計をクリアします。MATLAB Online で表示する統計を変更するには、ワークスペース ブラウザーで列名を右クリックして、MATLAB で計算しない統計をクリアします。
統計計算から大きな配列を除外する。
[ホーム] タブの [環境] セクションで [基本設定を指定します]
ボタンをクリックします。[MATLAB] 、 [ワークスペース] を選択してから、[統計量の計算] の下にある矢印ボタンを使用して、ワークスペース ブラウザーで統計計算が行われる配列の最大サイズを変更します。最大配列サイズを超過する変数は、ワークスペース ブラウザー統計列に統計結果ではなく
<Too many elements>
が報告されます。ワークスペース基本設定の変更は、MATLAB Online ではサポートされていません。
統計計算に NaN 値を含めるか除外する
データが NaN
(Not-a-Number 値) を含む場合は、ワークスペース ブラウザーの統計計算で NaN
を考慮するか無視するかを指定することができます。[ホーム] タブの [環境] セクションで [基本設定を指定します] ボタンをクリックします。[MATLAB] 、 [ワークスペース] を選択し、次のいずれかを選択します。
統計量の計算に NaN を考慮
変数に
NaN
が含まれており、このオプションを選択した場合、[最小値]、[最大値]、[分散] および他のいくつかの統計の値がNaN
として表示されます。ただし、[最頻値] および他のいくつかの統計では数値結果が表示されます。可能なかぎり NaN を無視
変数に
NaN
が含まれており、このオプションを選択した場合、数値結果は [最小値]、[最大値] および [最頻値] を含むほとんどの統計に表示されます。ただし、[分散] はNaN
として表示されます。
ワークスペース基本設定の変更は、MATLAB Online ではサポートされていません。