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よく使われる起動オプション

次の表に、matlab コマンドで一般的に使用される起動オプションを示します。オプションの完全なリストについては、matlab (Windows)matlab (macOS) または matlab (Linux) の入力引数を参照してください。

プラットフォーム

オプション

説明

すべて

-c license

使用するライセンス。ライセンス ファイルの絶対パス、ライセンス ファイル パスのリスト、またはライセンス サーバーの port@host アドレスとして指定します。複数のパスはセミコロン (Windows®) またはコロン (Linux®macOS) で区切ります。

-c オプションで指定されたライセンスは、環境変数に設定されているライセンスや他のフォルダーに保存されているライセンスを含む、他のすべてのライセンスをオーバーライドします。詳細については、MATLAB ライセンスの検索パスを参照してください。

すべて

-h or -help

MATLAB® を起動せずに起動オプションを表示します。

すべて

-logfile "logfilename"

MATLAB からの出力を指定したログ ファイルに自動的に書き込みます。

Windows プラットフォーム

-minimize

デスクトップを最小化して MATLAB を起動します。MATLAB を最後に閉じたときにアンドックされていたデスクトップ ツールまたはドキュメントは起動時に最小化されません。

macOS および Linux プラットフォーム

-nojvm

JVM® ソフトウェアを読み込むことなく、MATLAB を起動します。これによってメモリ使用量が最小化され、初期起動スピードも改善されますが、機能が制限されます。nojvm オプションを使用すると、デスクトップだけでなく Java® を必要とするすべてのツールが使用できなくなります。

たとえば -nojvm オプションで MATLAB を起動した場合は基本設定を設定できません。しかし、-nojvm オプションを使わずに MATLAB を起動し、基本設定を設定して MATLAB を終了することは可能です。MATLAB は -nojvm オプションを使った場合においても再起動したときに基本設定を記憶しています。

すべて

-nosplash

スプラッシュ スクリーンを表示せずに MATLAB を起動します。

すべて

-batch "statement"

指定したステートメントを非対話型で実行します。

すべて

-r "statement"

指定したステートメントを対話型で実行します。

すべて

-singleCompThread

単一の計算スレッドに制限して MATLAB を使用します。このオプションは数値計算専用です。

Windows システムでは、このオプションは、既定の設定では実行先コンピューターのマルチスレッド機能を利用します。

オプションの完全なリストについては、matlab (Windows)matlab (macOS) または matlab (Linux) の入力引数を参照してください。

参考

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