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デスクトップの構成

R2025a 以降. 次を置き換え: Change Desktop Layout (R2024b).

既定では、MATLAB® デスクトップは、広範なワークフローを最適化するように構成されています。レイアウトを調整することで、ニーズにさらに合うようにデスクトップをカスタマイズできます。

既定のデスクトップ レイアウト

MATLAB を初めて起動すると、広範なワークフローに最適化された既定のレイアウトでデスクトップが表示されます。デスクトップは 2 列のレイアウトになっており、左側に [ファイル] パネルと [ワークスペース] パネル、右側にコマンド ウィンドウ、上部にツールストリップがあります。デスクトップの左側と下部にあるサイドバーには、デスクトップにドッキングされているツールが表示されます。

サイドバーを使用して、パネル内のデスクトップ ツールにアクセスし、デスクトップ レイアウトを変更できます。

既定のデスクトップ レイアウトを復元するには、[ホーム] タブに移動し、[環境] セクションの [レイアウト][2 列 (既定)] を選択します。

MATLAB desktop. The left sidebar shows five panel icons, two of which are grouped together and enabled. The bottom sidebar shows one panel icon for the Command Window. The Command Window is open above the bottom sidebar. The Files panel and the Workspace panel are open on the left side of the desktop.

パネルの表示と非表示

パネルの表示と非表示を切り替えるには、サイドバーにあるそのアイコンをクリックします。グループ内の 1 つのパネルを折りたたむには、そのタイトル バーの左側にある矢印をクリックします。

MATLAB desktop with the Files panel and Workspace panel expanded. The Files panel and Workspace panel icons are grouped together on the sidebar. The title bar of each panel has an arrow button to collapse the panel.

パネルをさらに開く

まだ開いていないパネルを開くには、サイドバーの [パネルをさらに開く] ボタン をクリックします。次に、[パネルを開く] ダイアログ ボックスで、使用可能なパネルから選択します。あるいは、[ホーム] タブに移動し、[環境] セクションの [レイアウト] ボタンをクリックすることで、一般的なパネルを表示することもできます。次に、[レイアウト オプション] セクションで、リスト内の 1 つ以上のオプションを選択します。

MATLAB desktop with the Open Panel dialog box. The left and bottom sidebars each have an Open more panels button.

パネルのグループ化と移動

パネルをグループ化して、同時に表示または非表示にすることができます。パネルをグループ化するには、パネル アイコンを別のパネル アイコンの横にドラッグします。

パネルを移動するには、パネルのタイトル バーまたはサイドバーのアイコンをデスクトップの左側、右側、または下部にドラッグします。たとえば、[ワークスペース] パネルのタイトル バーを右側のサイドバーにドラッグすることで、[ワークスペース] パネルをデスクトップの右側に移動できます。その後、右側のサイドバーにある [ワークスペース] パネル アイコンを左側のサイドバーにある [ファイル] パネル アイコンにドラッグすることで、[ワークスペース] パネルを元の位置に戻すことができます。

コマンド ウィンドウと [ファイル検索] パネルをドキュメント タブとしてデスクトップの中央に移動することもできます。たとえば、コマンド ウィンドウをデスクトップの中央に移動するには、コマンド ウィンドウの右上にあるコマンド ウィンドウ アクション ボタン をクリックし、[コマンド ウィンドウを移動][中央] を選択します。

Animation of moving the Workspace panel from the left side of the desktop to the right and then back, regrouping it with the Files panel

パネルとドキュメントのアンドック

パネルを別のウィンドウで開くには、パネルをアンドックします。[ファイル検索] パネル、コマンド ウィンドウ、エディター、およびライブ エディターをアンドックできます。変数エディターおよび Figure をアンドックすることもできます。

たとえば、コマンド ウィンドウをアンドックするには、コマンド ウィンドウの右上にあるコマンド ウィンドウ アクション ボタン をクリックし、[コマンド ウィンドウをドックから出す] を選択します。コマンド ウィンドウが別のウィンドウで開きます。コマンド ウィンドウをドッキングするには、[コマンド ウィンドウをドックに入れる] を選択します。

Command Window with the actions menu expanded and the Dock Command Window menu item selected

エディターで開いているファイルなど、個々のドキュメントをアンドックすることもできます。たとえば、エディターで開いているファイル myfile.m をアンドックするには、エディターの右上にあるドキュメント アクション ボタン をクリックし、[myfile.m をドックから出す] を選択します。ドキュメントをドッキングするには、ウィンドウの右上にある [ドックに入れる] ボタンをクリックします。

In the undocked Editor window, the Dock button is located at the top-right corner of the toolstrip

ドキュメントの並べ替えとタイル表示

MATLAB ドキュメントを開くと、エディターや変数エディターなど、関連付けられたツールでドキュメントが表示されます。各ドキュメントがツール内で個別のタブとして開かれます。ツールで開いているファイルのリストを表示するには、タブの右側にある下矢印をクリックします。

ツール内で開いているドキュメントを並べ替えるには、ドキュメントのタブを別の位置にドラッグします。ドキュメントのタブをアルファベット順に並べ替えるには、ツールのタイトル バーで、ドキュメント アクション ボタン をクリックし、[アルファベット順] を選択します。

開いているドキュメントをタイル表示するには、ドキュメント アクション ボタン をクリックし、[すべて並べて表示] をクリックしてから、タイル オプションを選択します。たとえば、2 つのコード ファイルを横に並べて表示するには、ドキュメント アクション ボタン をクリックし、[すべて並べて表示][左/右] を選択します。タイル表示されたドキュメントを移動するには、ドキュメントのタブを別の領域にドラッグします。既にドキュメントを含んでいる領域にドラッグした場合、2 つのドキュメントは重なり、ドラッグしたドキュメントが上に表示されます。

Two MATLAB code files open side by side in the desktop

タブの位置をドキュメントの上部の既定位置から変更するには、ドキュメント アクション ボタン をクリックし、[タブの位置] をクリックして、使用可能なオプションから選択します。たとえば、タブをドキュメントの左側に移動するには、[タブの位置][左] を選択します。

Code file open in the desktop and four document tabs shown on the left side of the file

ツールストリップの最小化

MATLAB ツールストリップを最小化するには、ツールストリップの右下隅にある [ツールストリップの最小化] ボタン をクリックします。ツールストリップが最小化されますが、そのタブは表示されたままになります。ツールストリップを復元するには、いずれかのタブをクリックし、ツールストリップの右下隅にある [ツールストリップの復元] ボタン をクリックします。

Lower-right corner of the MATLAB Toolstrip showing the Restore Toolstrip button

デスクトップ レイアウトの保存

セッションを終了すると、MATLAB は現在のデスクトップ レイアウトを保存します。次回 MATLAB を起動すると、デスクトップは前回終了したときと同じ外観になります。

将来使用するためにレイアウトを保存するには、[ホーム] タブに移動し、[環境] セクションで [レイアウト][現在のレイアウトの保存] を選択します。MATLAB はすべてのレイアウトを設定フォルダーに保存します。保存したレイアウトを開いたり管理したりするには、[レイアウト] をクリックして保存したレイアウトを選択するか、右クリックして削除または名前変更を行います。

変数エディターなどの一部のツールは、前回のセッションの終了時に開いていた場合でも、自動的に再度開きません。起動時に特定のツールを開くには、起動オプションを使用します。詳細については、起動オプションの指定を参照してください。

既定のデスクトップ レイアウトの復元

デスクトップ レイアウトを変更した後、デスクトップを既定のレイアウトに復元できます。[ホーム] タブに移動し、[環境] セクションの [レイアウト][2 列 (既定)] を選択します。

クイック アクセス ツール バーのカスタマイズ

クイック アクセス ツール バーを使用して、よく使用する操作や項目にアクセスできます。このツール バーは MATLAB デスクトップの右上隅にあり、異なる MATLAB ツールストリップ タブ間を移動した場合でも常に表示されます。

Top-right corner of the MATLAB desktop showing the quick access toolbar

ツールストリップ項目をクイック アクセス ツール バーに追加するには、項目を右クリックして [クイック アクセス ツール バーに追加] を選択します。クイック アクセス ツール バーで [共通のコントロール] ボタン をクリックして、共通のコントロールのリストから選択することもできます。クイック アクセス ツール バーからコントロールを削除するには、そのコントロールを右クリックし、[クイック アクセス ツール バーから削除] を選択します。クイック アクセス ツール バーのコントロールの配置を変更するには、それらを目的の場所へドラッグします。

参考

トピック