イメージ、オーディオ、ビデオの対話的なインポート
インポート ツールと [データのインポート] タスクを使用して、データを MATLAB® ワークスペースに対話的にインポートします。
インポート ツールを使用したファイルのプレビューおよびインポート
インポート ツールを開くには、[ホーム] タブの [データのインポート] ボタンをクリックするか、uiimport
関数を使用します。次に、ファイル セレクターからインポートするイメージ、オーディオ、またはビデオ ファイルを選択します。インポート ツールには、インポートする変数の名前、サイズ、クラス、および値フィールドと、プレビューが表示されます。次に、変数をインポートするために、[インポート] をクリックします。変数がワークスペースに表示されます。
たとえば、イメージをインポートします。
uiimport("peppers.png")
構造体配列としてのインポート
uiimport
関数の出力引数を指定することで、個別の変数としてではなく、スカラー構造体のフィールドにデータをインポートできます。
たとえば、オーディオ ファイルをスカラー構造としてインポートします。
S = uiimport("handel.wav")
ドット表記を使用して、構造体の特定のフィールドにアクセスできます。たとえば、fs
フィールドの値を返します。
value = S.fs
value = 8192
再利用可能な MATLAB コードの生成
インポート ツールを使用してイメージ、オーディオ、またはビデオ ファイルをインポートすると、MATLAB によって自動的にインポート操作用のコードが生成され、コマンド ウィンドウにそのコードが返されます。このコードをコピーしてから変更し、類似ファイルをインポートできます。
たとえば、ビデオ ファイルをインポートし、生成されたコードをコマンド ウィンドウで表示します。
uiimport("xylophone.mp4")
v = VideoReader("C:\Work\xylophone.mp4"); xylophone = read(v);
[データのインポート] タスクを使用したファイルのインポート
また、[データのインポート] ライブ エディター タスクを使用して、データをインポートし、ライブ スクリプトでコードを生成することもできます。ライブ エディターで [データのインポート] タスクを開き、ソース ファイルを選択します。タスクにより、イメージ データがワークスペースに保存されます。このタスクにより生成されるコードを確認するには、タスク パラメーター エリアの下部にある [コードの表示] をクリックしてタスクの表示を展開します。
たとえば、[データのインポート] タスクを使用してイメージをインポートし、生成されたコードを表示します。