HDF4 ファイル
階層データ形式 Version 4 (HDF4) は、マシン間でデータを保存し管理するためのライブラリおよびマルチオブジェクト ファイル形式です。HDF4 ファイルは次の 2 つの方法で操作できます。
MATLAB® の高水準の HDF4 関数は、HDF4 ファイルからデータを読み取るための簡易プログラム インターフェイスを提供します。関数
imread
と関数imwrite
を使用して、HDF4 ファイルのイメージ データの読み取りと書き込みを行うこともできます。MATLAB の低水準の HDF4 関数を使用すれば、HDF4 および HDF-EOS2 C ライブラリ内の 100 を超える関数へのアクセスにより、HDF4 ファイルの読み取りと書き込み処理に対するより詳細な制御が可能になります。HDF4 ファイルにイメージ以外のデータをエクスポートするには、低水準関数を使用しなければなりません。
MATLAB の低水準の HDF4 および HDF-EOS2 関数を使用するには、
https://www.hdfgroup.org/solutions/hdf4/
に記載されている HDF4 および HDF-EOS2 C API プログラミングの概念をよく理解していなければなりません。
MATLAB では、HDF4 C ライブラリ version 4.2.16-2 および HDF-EOS2 C ライブラリ version 3 が使用されます。
関数
トピック
- 高水準関数による HDF4 ファイルのインポート
階層データ形式 Version 4 (HDF4) ファイル形式を使用してデータとメタデータを読み取る。
- HDF4 と HDF-EOS について
MATLAB で HDF4 形式と HDF-EOS 形式を使用する。
- HDF4 から MATLAB 構文へのマッピング
各 HDF4 API には、ファイルからのデータの読み取り、ファイルへのデータの書き込み、その他の関連機能の実行に使用する個別の関数が数多く含まれています。
- 低水準関数による HDF4 ファイルのインポート
matlat.io.hdf4.sd
名前空間の関数を使用して、HDF4 ファイルの科学データセットからデータを読み取ります。 - HDF4 ファイルへのエクスポート
MATLAB の配列を HDF4 ファイルの科学データセットに書き込みます。