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メモ
GUIDE 環境は将来のリリースで削除される予定です。既存の GUIDE アプリは、GUIDE が削除された後も引き続き MATLAB® で動作しますが、GUIDE での編集はできません。
既存の GUIDE アプリを引き続き編集するには、将来の MATLAB リリースとの互換性維持に役立つ方法について、GUIDE の移行策を参照してください。新しいアプリを対話的に作成する場合は、代わりにApp Designer を使用したアプリ開発を参照してください。
GUIDE の基本設定を設定できます。MATLAB の [ホーム] タブで、[環境] セクションの [基本設定] をクリックします。これらの基本設定は、GUIDE と作成するすべての UI に適用されます。
基本設定は、[基本設定] ダイアログ ボックス内の複数の場所にあります。
GUIDE では、2 つの基本設定の確認を行うことができます。以下のことを行う場合に、確認ダイアログ ボックスを表示するかどうかを選択できます。
GUIDE で UI をアクティブにする
GUIDE から UI をエクスポートする
GUIDE により生成されるコールバックのシグネチャを変更する
[設定] ダイアログ ボックスで [MATLAB] 、 [一般] 、 [確認ダイアログ] をクリックして、GUIDE の確認の基本設定にアクセスします。[ツール] の列で GUIDE
という語を探します。
レイアウト エディターの [実行] ボタン をクリックして UI をアクティブにすると、保存の実行を通知するダイアログ ボックスが表示され、続行するかどうかの選択が求められます。
レイアウト エディターで [ファイル] 、 [MATLAB ファイルにエクスポート] を選択すると、保存の実行を通知するダイアログ ボックスが表示され、処理の続行の選択が求められます。
Version 7.0 以降の MATLAB で作成されたり変更されたりした UI FIG ファイルは、Version 6.5 以前のものとは自動的には互換性がありません。GUIDE により、FIG ファイルが自動的に生成されます。この FIG ファイルは、UI のレイアウト情報を含むバイナリ ファイルです。
FIG ファイルでの下位互換性を維持するには、レイアウト エディターで [ファイル] 、 [基本設定] 、 [一般] 、 [MAT ファイル] を選択して、[MATLAB Version 5 以降 (-v6 形式で保存)] を選択します。
メモ
ここで述べるオプション [-v6] は旧式で、今後のバージョンの MATLAB ではなくなる予定です。
GUIDE では、レイアウト エディターのインターフェイスや、コードのコメントの挿入などのために、その他の基本設定が提供されています。[基本設定] ダイアログ ボックスで、GUIDE をクリックして、これらの基本設定にアクセスできます。
以下のトピックスは、このダイアログでの基本設定を説明します。
コンポーネント パレットにアイコンと名前を表示します。オフにすると、2 つの列にツールのヒントとともにアイコンが表示されます。
レイアウト エディター ウィンドウのタイトルに FIG ファイルのファイル名がファイル拡張子 .fig
付きで表示されます。オフにすると、ファイル名のみが表示されます。
レイアウト エディター ウィンドウのタイトルにファイルの絶対パスを表示します。オフにすると、ファイル パスは表示されません。
コールバックは、ボタンのクリックやスライダーの操作など、ユーザーによるアクションに応答して実行されるコードのブロックです。既定では、GUIDE によってコールバックを関数として宣言するテンプレートが設定され、各テンプレートの最初にコメントが付け加えられます。ほとんどのコメントは、以下のようになります。
% --- Executes during object deletion, before destroying properties. function figure1_DeleteFcn(hObject, eventdata, handles) % hObject handle to figure1 (see GCBO) % eventdata reserved - to be defined in a future version of MATLAB % handles structure with handles and user data (see GUIDATA)
関連するコンポーネントがオリジナルの GUIDE の テンプレートの一部であるコールバックは、自動的に追加されます。他の一般に使用されるコールバックは、コンポーネントを追加する際に、自動的に追加されます。[表示] 、 [コールバックの表示] メニューまたはコンポーネントのコンテキスト メニューからコールバックを選択して、コールバックを明示的に追加することもできます。
この基本設定をオフにすると、元の GUIDE テンプレートをサポートするために自動的に含められるコールバックに対してのみ、コメントが付け加えられます。コードにその後追加されたコールバックには、コメントは含まれません。
コールバックおよび前記のコメントで説明した引数の詳細は、「GUIDE でのコールバックの作成」を参照してください。
GUIDE レイアウト エディターに App Designer メッセージ パネルを表示します。App Designer は、MATLAB におけるアプリ構築のための推奨環境です。メッセージ パネルでは、App Designer についての詳細な学習に役立つリンクとツールが提供されます。
パネルでは以下のことが可能です。
5 分にまとめた App Designer 開発環境の概要を見る。
GUIDE と App Designer の機能の違いを詳しく学ぶ。
App Designer を開く。
GUIDE から App Designer への移行ツールを使用して、既存の GUIDE アプリを App Designer へ移行する。
この基本設定がオフになっていると、メッセージ パネルはレイアウト エディターに表示されません。