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mxCreateUninitNumericArray (C)

初期化されない N 次元数値配列

C 構文

#include "matrix.h"
mxArray *mxCreateUninitNumericArray(size_t ndim, size_t *dims, 
  mxClassID classid, mxComplexity ComplexFlag);

引数

ndim

次元数。2 より小さい値を ndim に指定した場合、mxCreateUninitNumericArray は次元数を自動的に 2 に設定します。

dims

次元配列。次元配列の各要素には、その次元の配列のサイズが含まれています。たとえば、dims[0] を 5 に設定し、dims[1] を 7 に設定すると、57 列の mxArray が確立されます。通常、配列 dims には ndim 個の要素が含まれます。

classid

メモリで数値データを表す方法を決定する、配列のクラスの識別子。たとえば、mxINT16_CLASS を指定すると、mxArray 内の数値データの各数値が 16 ビットの符号付き整数として表されます。

ComplexFlag

作成する mxArray に虚数データを含める場合、ComplexFlagmxCOMPLEX に設定します。そうでない場合は、ComplexFlagmxREAL に設定します。

戻り値

作成された mxArray へのポインター。スタンドアロン (非 MEX ファイル) アプリケーションで失敗した場合、NULL を返します。MEX ファイルで失敗した場合、MEX ファイルは終了し、制御が MATLAB® プロンプトに戻ります。関数は、mxArray を作成するのに十分な空きヒープ領域がない場合、失敗します。

説明

mxCreateUninitNumericArray を呼び出して、N 次元の mxArray を作成します。ここで、すべてのデータ要素は classid で指定される数値データ型をもちます。データ要素は初期化されません。

mxCreateUninitNumericArray は、作成した mxArray を格納するための動的メモリを割り当てます。mxDestroyArray を呼び出してメモリの割り当てを解除します。

次の表は、MATLAB クラスに相当する C の classid 値を示します。

MATLAB クラス名

C の classid

int8

mxINT8_CLASS

uint8

mxUINT8_CLASS

int16

mxINT16_CLASS

uint16

mxUINT16_CLASS

int32

mxINT32_CLASS

uint32

mxUINT32_CLASS

int64

mxINT64_CLASS

uint64

mxUINT64_CLASS

single

mxSINGLE_CLASS

double

mxDOUBLE_CLASS

バージョン履歴

R2015a で導入