mexAtExit (C および Fortran)
MEX 関数のクリア時または MATLAB の終了時に呼び出す関数を登録
C 構文
#include "mex.h" int mexAtExit(void (*ExitFcn)(void));
Fortran 構文
#include "fintrf.h" integer*4 mexAtExit(ExitFcn) subroutine ExitFcn()
説明
mexAtExit
を使用して、MEX 関数をクリアするか MATLAB® を終了する直前に、呼び出す関数を登録します。mexAtExit
は、MEX 関数が永続的なメモリを解放したり、ファイルを閉じるなどのタスクを実行できるようにします。他の一般的なタスクには、ストリームやソケットを閉じる操作があります。
各 MEX 関数は、アクティブな終了関数を一度に 1 つのみ登録できます。関数 mexAtExit
を複数回呼び出した場合、MATLAB では最新の mexAtExit
呼び出しからの ExitFcn
を終了関数として使用します。
MEX 関数がロックされている場合、MEX ファイルをクリアすることはできません。そのため、ロックされている MEX ファイルをクリアしようとしても、MATLAB は ExitFcn
を呼び出しません。
Fortran では、ファイルのスコープ内にない場合、mexAtExit
を呼び出す Fortran ルーチン内で ExitFcn
を external
として宣言します。
注意
C MEX ファイルでは、ExitFcn
で例外がスローされると MATLAB がクラッシュします。
入力引数
出力引数
バージョン履歴
R2006a より前に導入