matGetNextVariableInfo (C および Fortran)
配列ヘッダー情報のみ
C 構文
#include "mat.h" mxArray *matGetNextVariableInfo(MATFile *mfp, const char **name);
Fortran 構文
#include "mat.h" mwPointer matGetNextVariableInfo(mfp, name) mwPointer mfp character*(*) name
引数
mfpMAT ファイル情報へのポインター
namemxArray名を含む変数へのポインター
戻り値
mfp が指し示す MAT ファイルの次の mxArray のヘッダー情報を表す、新たに割り当てられた mxArray 構造体へのポインター。mxArray の名前が name に返されます。
matGetNextVariableInfo は、ファイルの終端に到達したか、エラー状態が発生している場合、C では NULL (Fortran では 0) を返します。C では、標準 C ライブラリの feof および ferror を使用してステータスを判断します。
説明
matGetNextVariableInfo は、pr、pi、ir、および jc を除くすべてを含む配列ヘッダー情報のみを、現在のファイル オフセットから読み込みます。
matGetVariable での読み込み時に pr、pi、ir、および jc が非ゼロ値の場合、matGetNextVariableInfo はこれらを代わりに -1 に設定します。これらのヘッダーは情報の提供のみが目的です。このデータを MATLAB® ワークスペースに渡したり、MAT ファイルに保存することは "決して" しないでください。
このルーチンによって作成された mxArray が不要になったときは、mxDestroyArray を使用して破棄します。
matGetNextVariableInfo に対する連続的な呼び出しから返される変数の順序が、変数が書き込まれた順序と同じになることは保証されません。
例
例を開くには、次のように入力します。
edit([fullfile(matlabroot,"extern","examples","engmat","filename")]);
ここで filename は、次のようになります。
バージョン履歴
R2006a より前に導入