管理センターの構成オプション
管理センターでは、セッション データおよび mjs_def
ファイル内のパラメーターを設定するためのオプションにアクセスできます。
セッションのエクスポートおよびインポート
既定では、管理センターはクラスターの設定、プロセスのステータスおよびテスト結果を保存します。次回、同じユーザーが同じホストで管理センターを実行すると、保存された情報が使用可能で、その情報が既定で表示されます。セッション データは、[ファイル] 、 [セッションのエクスポート] を選択してエクスポートできます。これにより、別のユーザーまたは別のホストがセッション データにアクセスできます。セッション データを保存する場所を指定して、そのファイルに名前をつけます。管理センターでは、そのファイル名の拡張子として .mjs
を適用します。
保存されたセッション データを管理センターの後のセッションにインポートするには、[ファイル] 、 [セッションのインポート] を選択します。インポートされたデータには、クラスターの定義および接続テスト結果が含まれます。
メモ
セッションを評価または診断の目的で保存した時点からクラスター設定を静的に調査できるように、管理センターはセッション ファイルのインポート時点でその更新頻度を自動的に [行わない] (自動更新を無効にする) に設定します。
ベースポート設定の変更
ベースポートは、mjs プロセス、MATLAB® ジョブ スケジューラおよびワーカーによって使用されている複数のポートのうち最も番号の小さいものを特定します。以前に mjs_def
ファイル内の BASE_PORT
パラメーターの値を変更した場合にのみ、管理センターでベースポートの設定を変更する必要があります。ベースポートの設定を変更するには、[ファイル] 、 [ベースポートの変更] を選択して、新しいベースポートの値を指定します。mjs_def
の詳細については、MATLAB ジョブ スケジューラのスタートアップ パラメーターの定義を参照してください。
共有シークレット ファイルの変更
共有シークレット ファイルにより、異なるマシン上の mjs プロセス間で信頼が確立されます。
特権コマンドの実行前にスクリプトの検証を要求するように mjs サービスを構成した場合は、管理センターで [ファイル] 、 [共有シークレット ファイルの変更] を選択して、共有シークレット ファイルへのパスを指定する必要があります。管理センターの共有シークレット ファイルのパスは、mjs_def
ファイル内の SHARED_SECRET_FILE
パラメーターに指定したパスと確実に一致させる必要があります。共有シークレット ファイルおよび mjs_def
ファイルの詳細については、共有シークレット ファイルの作成およびMATLAB ジョブ スケジューラのスタートアップ パラメーターの定義を参照してください。