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プログラムによるサポート パッケージのインストール
多くの MATLAB® および Simulink® 製品では、サポート パッケージを使用してハードウェアと通信したり、追加の処理能力を提供したりします。この手順では、MATLAB パッケージ マネージャー (mpm
) を使用して、プログラムによってサポート パッケージをインストールする方法を説明します。代わりに、サポート パッケージを対話的にインストールするには、MATLAB の [アドオン] パネルを使用します。詳細については、アドオンの取得と管理を参照してください。
MATLAB パッケージ マネージャーの入手
MATLAB パッケージ マネージャー (mpm
) は、オペレーティング システムのコマンド ラインから製品とサポート パッケージをインストールするためのコマンド ライン ツールです。ご使用のプラットフォーム用の mpm
の最新バージョンを入手するには、MATLAB パッケージ マネージャーの入手 の手順に従います。
入力ファイルを使用したインストールの構成
ご使用の MATLAB リリース向けの mpm
入力ファイルを入手し、サポート パッケージのインストールを構成するために使用します。
GitHub® の mpm-input-files
フォルダーから、サポート パッケージをインストールする MATLAB リリースのフォルダーを開き、mpm_input_<release>.txt
ファイルのコピーをダウンロードします。
この入力ファイルで、1 つの #
で始まる行のコメントを解除して値を更新し、サポート パッケージのインストールを構成します。
リリースのアップデート レベル (オプション)
既定では、
mpm
は、指定したリリースの MATLAB サポート パッケージの最新バージョンをインストールします。特定のリリースのアップデートをインストールするには、
updateLevel
行のコメントを解除し、アップデート レベルを変更します。以下に例を示します。updateLevel=0
は正式リリースをインストールします。updateLevel=1
はアップデート 1 をインストールします。
MATLAB インストール フォルダー (オプション)
destinationFolder
行で、MATLAB インストールのルート フォルダーを指定します。destinationFolder
を指定しない場合は、mpm
によって、そのコンピューターのプラットフォームの既定の保存先フォルダーが設定されます。まだ MATLAB がインストールされていない場合は、mpm
によって、destinationFolder
行で指定したフォルダーに MATLAB がインストールされます。MATLAB のインストール フォルダーを指定するには、
destinationFolder
行のコメントを解除し、そのフォルダーへのパスを指定します。Linux® または Mac の例:
destinationFolder=/home/<USER>/matlab
Windows® の例:
destinationFolder="C:\Users\<USER>\matlab"
メモ
destinationFolder
を使用してサポート パッケージのインストール フォルダーを指定することはできません。mpm
は、destinationFolder
によって指定された製品のインストール フォルダーから、このフォルダーを自動的に取得します。サポート パッケージのインストール フォルダーを変更するには、MATLAB をインストールしてから、関数matlabshared.supportpkg.setSupportPackageRoot
を実行します。サポート パッケージ
インストールするサポート パッケージのコメントを解除します。たとえば、このコードは
mpm
を 2 つのサポート パッケージをインストールするように構成します。必要な製品である MATLAB および Deep Learning Toolbox™ もインストールに含まれます。product.Deep_Learning_Toolbox_Model_for_ResNet-50_Network # ... product.Deep_Learning_Toolbox_Model_for_VGG-16_Network
ファイルを保存します。
サポート パッケージのインストール
mpm install
を使用してサポート パッケージをインストールします。ダウンロードして更新した入力ファイルの絶対パスを指定します。
Linux または Mac:
./mpm install --inputfile=/path/to/file/mpm_input_<release>.txt
Windows (管理者として実行):
.\mpm.exe install --inputfile="\path\to\file\mpm_input_<release>.txt"
mpm
は、必須の製品 (この例では MATLAB と Deep Learning Toolbox) もインストールします (まだインストールされていない場合)。