非対話形式での製品のインストール
R2026b同じ構成で複数のコンピューターに製品をインストールするには、コマンド ラインから MathWorks インストーラーを非対話モードで実行します。非対話型インストール、つまり "サイレント" インストールでは、入力ファイルを使用してインストール プロパティを構成し、インストーラーの起動時にその入力ファイルをコマンド ラインで指定します。
このワークフローは、製品のみをインストールする場合に使用します。サポート パッケージを非対話形式でインストールする方法については、非対話形式でのサポート パッケージのインストールを参照してください。
ファイル インストール キーの取得
ライセンスによってインストールが許可されている製品を判定するために、インストーラーの入力ファイルにはファイル インストール キーが必要です。ファイル インストール キーの取得方法については、ライセンス ファイルとファイル インストール キーの取得を参照してください。
インストーラーと製品のダウンロード
インストーラー アプリケーションと製品インストール ファイルの両方をダウンロードする必要があります。ダウンロード専用の対話型インストーラーを使用して特定の製品をダウンロードするか、すべての製品を含む ISO イメージまたは DMG イメージをダウンロードできます。ダウンロード手順については、インストールを後で行う場合の製品のダウンロードを参照してください。
入力ファイルを使用したインストールの構成
installer_input.txt ファイルを使用して、インストールを構成します。このファイルは、インストーラーと製品ファイルを含むダウンロード済みフォルダー内にあります。
ダウンロードしたインストーラーと製品ファイルが含まれている最上位フォルダーを開きます。このフォルダーにある
installer_input.txtファイルのコピーを作成します。以下に、各オペレーティング システム用のコピー コマンドの例を示します。これらのコマンドでは、C:\path\to\downloadまたは/path/to/downloadをダウンロード フォルダーの絶対パスに置き換えます。Windows®:
copy "C:\path\to\download\installer_input.txt" "C:\temp\installer_input.txt"Linux® または macOS:
cp /path/to/download/installer_input.txt $HOME/installer_input.txt$HOMEは、ホーム フォルダーへのパスを格納する環境変数です (例:/home/myUsername)。
コピーした入力ファイルをテキスト エディターで開きます。
入力ファイルで、説明コメント (
##で始まる行) を読み、使用可能なすべてのインストーラー プロパティを確認します。次に、設定するプロパティ (#で始まる行) のコメントを解除し、プロパティ値を更新します。以下に、一般的に設定するプロパティの例を示します。destinationFolder製品をインストールするフォルダーの絶対パスを指定します。相対パスを指定すると、インストーラーが入力ファイルを正しく読み取れない場合があります。各オペレーティング システムのサンプル保存先フォルダーを以下に示します。
Windows:
destinationFolder=C:\Program Files\MATLAB\R2026bLinux:
destinationFolder=/opt/MATLAB/R2026bmacOS:
destinationFolder=/Applications
fileInstallationKeyライセンス ファイルとファイル インストール キーの取得の手順に従って取得したファイル インストール キーを指定します。以下に例を示します。
fileInstallationKey=01234-56789-01234-56789agreeToLicenseMathWorks® 製品をインストールするためにライセンス許諾に同意するには、この値を
yesとして指定します。agreeToLicense=yes製品
既定では、ライセンス許諾されたすべての製品がインストーラーによってインストールされます。これは、指定したファイル インストール キーによって決まります。代わりに特定の製品または製品のサブセットをインストールするには、インストールする製品の行のコメントを解除します。たとえば、この簡略化された製品リストでは、MATLAB® と Simulink® はインストールされますが、Signal Processing Toolbox™ はインストールされません。
product.MATLAB #product.Signal_Processing_Toolbox product.Simulink
ファイルへの変更を保存します。
入力ファイルを使用したインストーラーの実行
インストーラーと製品が含まれているフォルダーに移動します。
コマンド ウィンドウまたはターミナルで、インストーラーを起動します。入力ファイルを使用するには、
installer_input.txtファイルの絶対パスを指定して-inputFileオプションを設定します。Windows では、
-inputFileオプションを指定してsetup.exeアプリケーションを実行します。以下に例を示します。setup.exe -inputFile "C:\temp\installer_input.txt"Linux または macOS では、
-inputFileオプションを指定してinstallスクリプトを実行します。以下に例を示します。./install -inputFile $HOME/installer_input.txt
インストールおよびアクティベーションのログ ファイルの表示
MathWorks 製品のインストールおよびアクティベーション中に、製品インストーラーによってログ ファイルが作成されます。これらのプロセスに関する情報を取得するには、このファイルを使用します。
インストール ログ ファイルの名前は mathworks_<username>.log で、アクティベーション ログ ファイルの名前は aws_<username>.log です。どちらの場合も、<username> はインストーラーを実行しているユーザーの名前です。
ログ ファイルの場所を確認するには、インストール ログ ファイルの場所の特定を参照してください。