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plotSFR

エッジの空間周波数応答をプロットします

説明

plotSFR(sharpnessMeasurements) は、傾斜したエッジ ROI の空間周波数応答 (SFR) 測定値をプロットします。

plotSFR(sharpnessMeasurements,Name=Value) は、ディスプレイの特性を制御する追加パラメーターを指定して SFR をプロットします。

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この例では、Imatest® eSFR チャート上にある 60 個の傾斜したエッジ ROI の指定したサブセットの空間周波数応答 (SFR) プロットを表示する方法を示します。

eSFR チャートのイメージをワークスペースに読み取ります。

I = imread("eSFRTestImage.jpg");

esfrChart オブジェクトを作成し、ROI 注釈を含むチャートを表示します。60 個の傾斜したエッジ ROI には緑色の数字でラベル付けされています。

chart = esfrChart(I);
displayChart(chart,displayGrayROIs=false,...
    displayColorROIs=false,displayRegistrationPoints=false)

すべての ROI のエッジ鮮鋭度を測定し、測定値を sharpnessTable で返します。

sharpnessTable = measureSharpness(chart);

ROI 26 と 27 の SFR プロットのみを表示します。

plotSFR(sharpnessTable,ROIIndex=[26 27]);

入力引数

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エッジの SFR 測定値。table として指定します。関数 plotSFR は、次の表で説明する 2 つのタイプの測定値をサポートします。関数 measureSharpness を使用することで、両方のタイプの鮮鋭度の測定値を取得できます。

測定説明
各 ROI の鮮鋭度

sharpnessMeasurements には、サンプリングされた各 ROI が 1 行ずつ格納されます。

特定の方向をもつすべての ROI の平均鮮鋭度

sharpnessMeasurements は、水平方向のすべての ROI の平均鮮鋭度測定値が格納された 1 つの行と、垂直方向のすべての ROI の平均鮮鋭度測定値が格納された 1 つの行をもちます。

sharpnessMeasurements が鮮鋭度集計テーブルの場合、m はサンプリングされた方向の数に応じて 1 または 2 のいずれかです。

データ型: table

名前と値の引数

オプションの引数のペアを Name1=Value1,...,NameN=ValueN として指定します。ここで、Name は引数名で、Value は対応する値です。名前と値の引数は他の引数の後に指定しなければなりませんが、ペアの順序は重要ではありません。

R2021a より前では、コンマを使用して名前と値をそれぞれ区切り、Name を引用符で囲みます。

例: plotSFR(myTable,"ROIIndex",2) は、ROI 2 の測定された鮮鋭度のみを表示します。

表示する ROI インデックス。整数または整数のベクトルとして指定します。

  • sharpnessMeasurements が各 ROI の鮮鋭度測定値を表す場合、plotSFR は、既定でテーブルの先頭行から SFR プロットを表示する 1 つの Figure のみを作成します。

  • sharpnessMeasurements が特定の方向をもつすべての ROI の平均鮮鋭度を表す場合、plotSFR は指定された ROIIndex を無視します。代わりに、plotSFR は各方向の Figure を 1 つずつ作成します。

例: 29:32

データ型: single | double | int8 | int16 | int32 | uint8 | uint16 | uint32

プロットの凡例の表示。数値または logical の 1 (true) または 0 (false) として指定します。displayLegendtrue の場合、SFR プロットはプロット上のそれぞれの曲線を識別する凡例を表示します。

プロットのタイトルの表示。数値または logical の 1 (true) または 0 (false) として指定します。displayTitletrue の場合、SFR プロットは、個々の ROI インデックスまたは平均化された ROI の方向を示すタイトルを表示します。

表示された image オブジェクトの親。Axes オブジェクトとして指定します。

バージョン履歴

R2017b で導入

参考

関数

オブジェクト