このページの内容は最新ではありません。最新版の英語を参照するには、ここをクリックします。
medfilt2
2 次元のメディアン フィルター処理
説明
例
入力引数
出力引数
ヒント
メディアン フィルター処理は、"ごま塩" ノイズを低減させるためにイメージ処理の中でよく使われる非線形フィルター処理です。メディアン フィルターは、ノイズを低減し、かつエッジを保存することを目的とするとき、畳み込みよりも、より効果的です。性能に関する詳細については、「
ordfilt2
」を参照してください。入力イメージ
I
が整数クラスの場合、出力値はすべて整数として返されます。近傍内のピクセル数 (m*n
) が偶数の場合、中央値が整数にならない可能性があります。この場合、小数点以下が切り捨てられます。論理入力も同様に処理されます。たとえば、以下のuint8
配列内の 2 行 2 列の近傍における真の中央値は 4.5 ですが、medfilt2
は小数部を破棄し、4 を返します。1 5 4 8
padopt
を'zeros'
または'indexed'
として指定する場合、パディングによってイメージ境界に近い中央値が歪む場合があります。エッジから近傍の幅の 2 分の 1 (
) の範囲にあるピクセルは歪んで見える可能性があります。[m n]
/2
アルゴリズム
CPU では、medfilt2
は ordfilt2
を使用してフィルター処理を実行します。
参照
[1] Lim, Jae S., Two-Dimensional Signal and Image Processing, Englewood Cliffs, NJ, Prentice Hall, 1990, pp. 469-476.