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gray2ind

グレースケール イメージまたはバイナリ イメージをインデックス付きイメージに変換

説明

[X,cmap] = gray2ind(I,c) は、グレースケール イメージ Ic カラーのカラーマップ cmap を使用してインデックス付きイメージ X に変換します。

[X,cmap] = gray2ind(BW,c) はバイナリ イメージ BW をインデックス付きイメージに変換します。

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グレースケール イメージをワークスペースに読み取ります。

I = imread('cameraman.tif');

gray2ind を使用して、イメージをインデックス付きイメージに変換します。この例では 16 のインデックスをもつインデックス付きイメージを作成します。

[X, map] = gray2ind(I, 16);

インデックス付きイメージを表示します。

imshow(X, map);

入力引数

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グレースケール イメージ。任意の次元の数値配列として指定します。関数 gray2ind では、データ型が double および single であるイメージの値の範囲は [0, 1] でなければなりません。I が [0, 1] の範囲外の値をもつ場合、関数 rescale を使用して、想定される範囲に値を再スケーリングできます。

データ型: single | double | int16 | uint8 | uint16

バイナリ イメージ。任意の次元の logical 配列として指定します。

データ型: logical

カラーマップの色の数。1 ~ 65536 の正の整数を指定します。

  • 入力イメージがグレースケールの場合、c の既定値は 64 です。

  • 入力イメージがバイナリの場合、c の既定の値は 2 です。

出力引数

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インデックス付きイメージ。入力グレースケールまたはバイナリ イメージと同じ次元の数値配列として返されます。カラーマップ長が 256 以下の場合、出力イメージのクラスは uint8 です。それ以外の場合は、uint16 です。

データ型: uint8 | uint16

インデックス付きイメージ X に関連付けられたカラーマップ。範囲 [0, 1] の値をもつ c 行 3 列の数値行列として返されます。各行は、カラーマップの単一色を構成する赤、緑、青の成分を指定する 3 要素の RGB 3 成分です。カラーマップは gray(c) と等価です。

データ型: double

拡張機能

バージョン履歴

R2006a より前に導入

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