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countEachLabel
説明
は、追加の名前と値の引数を指定します。counts
= countEachLabel(___,Name,Value
)
bimds
が categorical データを含む場合、countEachLabel
は、最初のブロック化されたイメージの InitialValue
プロパティに指定されているカテゴリからクラス名を取得します。この場合、名前と値の引数 Classes
および PixelLabelIDs
は指定しないでください。bimds
が数値データを含む場合は、名前と値の引数 Classes
および PixelLabelIDs
の値を指定しなければなりません。
例
入力引数
出力引数
ヒント
countEachLabel
によって返されたラベル情報を使用して、クラス バランス調整のために、クラスの重み付けを計算できます。たとえば、tbl
に含まれる、ラベル付けされたピクセル データ情報の場合、次のようになります。
一様なクラス バランス調整は、それぞれの事前確率が一様になるよう、各クラスに重み付けをします。
numClasses = height(tbl) prior = 1/numClasses; classWeights = prior./tbl.PixelCount
逆頻度バランス調整は、少数しか存在しないクラスの重みが大きくなるよう、各クラスに重み付けをします。
totalNumberOfPixels = sum(tbl.PixelCount) frequency = tbl.PixelCount / totalNumberOfPixels; classWeights = 1./frequency
中央頻度バランス調整は、中央頻度を使用して、各クラスに重み付けをします。各クラス
c
の重みはmedian(imageFreq)/imageBlockFreq(c)
として定義されます。ここで、imageBlockFreq(c)
は、指定されたクラスのピクセル数を、指定されたクラスc
のインスタンスをもつイメージ ブロックに含まれているピクセルの総数で割ったものです。imageBlockFreq = tbl.PixelCount ./ tbl.BlockPixelCount classWeights = median(imageBlockFreq) ./ imageBlockFreq
計算されたクラスの重みは pixelClassificationLayer
(Computer Vision Toolbox) に渡せます。
バージョン履歴
R2021a で導入
参考
blockedImage
| blockedImageDatastore
| pixelClassificationLayer
(Computer Vision Toolbox)