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getBlock

ブロック化されたイメージの特定のブロックの読み取り

R2021a 以降

説明

blockdata = getBlock(bim,blocksub) は、blocksub の添字によって指定されるブロックとして blockdata を返します。

blockdata = getBlock(bim,blocksub,'Level',L) は、多重解像度 blockedImage bimL 番目のレベルから、指定されたブロックを取得します。既定の設定では L は 1 です。

[blockdata,blockinfo] = getBlock(___) は、ブロックのメタデータも blockinfo に返します。

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ブロック化されたイメージを作成して表示します。

bim = blockedImage('tumor_091R.tif');
bigimageshow(bim,...
    'GridVisible','on', 'GridLevel', 1,...
    'GridLineWidth', 2, 'GridColor','k','GridAlpha',0.3);

SizeInBlocks プロパティの値を表示します。

disp(bim.SizeInBlocks)
     5     6     1
     2     2     1
     1     1     1

読み取りたいブロックを指定します。

block = getBlock(bim, [3, 2, 1]);

ブロックを表示します。

imshow(block)   

入力引数

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ブロック化されたイメージ。blockedImage オブジェクトとして指定します。

ブロック添字ベクトル。1 行 N 列の整数値のベクトルとして指定します。有効な要素の範囲は、1 から SizeInBlocks プロパティの対応する要素までです。

例: [3, 2, 1]

出力引数

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ブロック化されたイメージからのピクセルのブロック。数値配列として返されます。エッジ近辺の部分ブロックは、BlockSize プロパティよりも小さくてもかまいません。

ピクセルのブロックのメタデータ。スカラー struct として返されます。blockinfo struct には次のフィールドがあります。

フィールド説明
Startblockdata の最初の要素の添字
Endblockdata の最後の要素の添字
Levelイメージ レベル

バージョン履歴

R2021a で導入